衝撃のX1登場
2018年5月、ドイツミュンヘンで開催されたオーディオショウ HIGH END 2018にて光ファイバーを直接接続を前提としていると思われるSFP端子を搭載したネットワークオーディオプレーヤー LUMIN X1が発表され、同時にSOtMからもSFP端子を搭載したオーディオ向けスイッチングハブsNH-10Gが登場し、私を驚かせてくれました。
実際にX1の詳細が明らかになってくると、スペックは素晴らしいものでしたが、200万円という価格は厳しい物でした。
以前から光ファイバー接続による環境を構築してきて、メリットはよくわかっていたので、伝手はありませんでしたが、是非一度試聴させていただく機会があればいいなと思っていました。
実はお借りできたのは想定外
ある方とのやり取りから、SOtM sNH-10Gをお借りすることになり、その接続先として合わせてLUMIN X1をお借りすることができました。X1は事前にお借りする話にはなっていなかったので、届いたときには非常におどろきました。
まずはX1単体で、自分自身で作った光ファイバーネットワークで試聴しましたが、静寂感や透明感は素晴らしかった。
sNH-10Gはベストパートナー
普段使っている環境ではなく、あえて一般的な家庭内LANに接続して、SOtM sNH-10Gとの組み合わせでいろいろ試してみました。
まずは普通のスイッチングハブとしてsNH-10Gを接続して試聴。
上流スイッチングハブとの間を光ファイバー接続にしてみて試聴。
そしてsNH-10GとX1を直接光ファイバーで接続して試聴。
高精度クロックsCLK-OCX10を追加して試聴。
段階を踏むにつれて、音はよくなっていきましたが、クロックを追加したときの音は想像を超えていて、ピタッとした揺らぎのない驚きの音がでてきてものすごくほしくなってしまいました。
2か月悩んだ挙句
sNH-10GとX1、そしてクロックのsCLK-OCX10、本当はは全部まとめて購入できればよかったんですが、それだけの余裕はなく、自分の環境でどちらを導入した方がゲインが大きいのかをよく検討しました。
ついにLUMIN X1を新設したオーディオルームに導入するに至りました。しかも1割高いBlackモデル。
光ファイバー接続を行うため、TP-LINK MC220Lとシングルモード接続用のSFPモジュールとケーブルを購入。
ついに光ファイバー直接接続でX1の音を聞くことができました。まだまだポテンシャルを引き出し切れていませんが、やっぱり光ファイバー接続の透明感は素晴らしい。
光メディアコンバータのACアダプタをiFi-Audio iPowerに変更してみると、送り出し側の電源改善によっても音も改善されるようです。
電源ケーブルの変更
LUMIN X1はLUMINの最上位モデルと言うこともあり、通常内蔵される電源ユニットを別筐体へ収めたセパレート構成となっています。電源ユニットだけでもアルミ削りだしの4kgある筐体を使った奢った仕様になっています。ちなみに本体は同じくアルミ削りだしの8kg。
電源ユニットへ供給しているX1の電源ケーブルを交換したところ、音の粒子が細かくなるようなやわらかさが出てきます。
いろいろ実験のためのパーツ集め
まだまだX1のポテンシャルは引き出し切れていませんし、SFPモジュールや通信モードの違い、光メディアコンバータの違いなどの比較をしてみたいと思って、いろいろパーツを集め始めているところです。
乞うご期待!
Her-
↓↓↓関連記事はこの下にあります、引き続きお楽しみください↓↓↓
コメント