ネットワークオーディオに光
現在ドイツ ミュンヘンでHIGH END 2018が開催されていますが、その展示の中で私も驚いた2つの注目製品が登場したようです。
HIGH END 2018の関連記事 - PHILE WEB
LUMIN X1とSOtM sNH-10G
1つはLUMIN ネットワークオーディオプレーヤー X1。
もう1つはSOtM オーディオ用スイッチングハブ sNH-10Gです。
まだ価格や仕様の詳しい内容はわかりませんが、このLUMIN X1とSOtM sNH-10Gには、通常のネットワーク用インターフェースであるLANインターフェース(RJ-45)の他に、光ファイバーケーブルの接続に使うSFPポートが搭載されていると聞いて驚きました。
光ファイバーケーブル
SFPとは「Small Form Factor Pluggable」の略で、高速通信を行う物理ポートを拡張するために、着脱可能な形でまとめたモジュールですが、mini-GBICとも呼ばれています。
インターフェースの拡張用ポートで、RJ-45ポートや光信号を送受信するLCコネクタなど、SFPモジュールの種類を変えることで自由に拡張する事ができます。
本来は高速な通信を遠くまでロスなく行うためのものですが、これをネットワークオーディオに利用すると劇的にノイズを低減できる可能性があり、我が家のネットワークではネットワークオーディオにおいてもその効果は実証済みです。
コメント
Herさん、こんにちは。
各メーカーは色んな可能性をもとめて日々研究に励まれてるんでしょうね。
LANやUSBが今ネットワークの中心を占めてるのは汎用性の高さからかと思います。
光接続のメリットはHerさんの検証で十分理解したつもりでいてますが、不安要素はないものでしょうか?
デジタル機器でも昔はTOSリンクが多かったと思いますがいつしか少数派に。STリンクなんかはめっきり見かけなくなりましたね。
TOSリンクに関しては接続部のガタが個人的に気になっていました。
電気的有線だから光だからと単純比較出来ないからこそ、どの規格を選択するのか?メーカーの悩みはそこのような気がします。
おいけさん、コメントありがとうございます。
正直汎用性は圧倒鵜的にRJ-45が優れていますし、光ファイバーは折れやすいのが難点です。
一般家庭で使うことを想定していないので、LANケーブルに比べるとトラブルは増えるでしょうし、普及は難しいと思います。
接点の振動は電気信号のようなノイズは入らないと思いますが、他のデメリットはあるかもしれませんね。