ネットワークオーディオアクセサリの充実
近年DELAブランドからネットワークオーディオ向けのアクセサリが次々と投入されて、私もD10、S100と導入してしまいましたが、他のオーディオメーカーからもスイッチングハブなどが登場してきて、やっとネットワークオーディオ向けのアクセサリも選択肢が増えて充実してきた感がありますね。
本ブログを始めた頃から取り組んできた光メディアコンバータのネットワークオーディオ利用が当たり前にオーディオ雑誌に登場するようになったのは感慨深いです。LUMINに続いてSFORZATOがネットワークオーディオプレーヤーに採用したように、今後プレーヤーやNASに光ファイバー接続用のSFP端子が搭載されることが増えてくるでしょうね。
D級アンプの利用拡大
2017年にMarantzのプリメインアンプのフラグシップモデルであるPM-10にHypex社製 NCore NC500スイッチングアンプモジュールを採用されてから、下位モデルであるPM-12やPM-12 OSE、そして今年発表されたMODEL 30もNCore NC500が採用されています。
TEACもAX-505というNcoreのモジュールを搭載したモデルを出していますし、JEFF-ROWLAND model 925でも採用例がありますので、今後NCoreモジュールを搭載したアンプは増えていくものと思われます。
私が過去聴いたD級アンプは割と暴れ馬なイメージがあったので、興味を持って逢瀬 WATERFALL Integrated 250をお借りしてみましたけど、あまりにもストレートに音が飛んでくるもので、「ナニコレ?」ってなりましたからね。非常に可能性を感じさせる音でしたので、新型のパワーアンプが楽しみです。
AVアンプなどから順次D級化は進むと思うので、DENON POA-A1HDに代わるパワーアンプがなかなかない中、どこかのメーカーからNcoreを使ったマルチチャンネルパワーアンプを出してほしいですね。おそらく私もそう遠くない未来に、2つのシステムのどちらかにD級アンプに変更する決断をすると思います。
来年に向けて
こうして2020年に導入したものを振り返ってきましたが、意識してやっていたわけではありませんが、割と新しい潮流や流行に沿ったものを試してきたんですね。
オーディオの世界は割と昔ながらの常識、定石を固定観念としている分野でもありますし、世界の変化に乗り遅れてきたところがありますが、ネットワークオーディオが流行するようになってから、だいぶ変化にも柔軟になってきたように思います。
DELA S10、S100はパソコン周辺機器として考え方と、昔からのオーディオ機器の定石を融合した商品だと思ったので買ったんですが、nCoreを使ったアンプもそうですが、この1~2年でこうした新旧の知見をうまく融合をした、バランスの取れた商品が出てくるようになったかなという実感を持っています。
今時代の変わり目にあるので、新しく参入してくるメーカーもありますが、こういう時代の流れに乗り遅れているメーカーはつぶれていくし、つぶれつつあるのはよくわかると思います。売れなくなったのではなく、売れるものを作ってないんですよね…。
2020年の内に買ったけど開封もできていないもの、試したもののレビューを書くことができていないもの、やるつもりだったけど間に合わなかった電源工事、たくさんありますが、今年もお金使いすぎちゃったなというところですね。2021年もまた散財していくことでしょう。
Her-
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