光メディアコンバータによるアイソレーション
セッティングの問題でもないとなると…、LANからのノイズの影響を疑ってみます。光メディアコンバータ SANWASUPPLY LAN-EC202Cを2台使って接続を変更します。
ネットワーク接続の変更
ネットワークレシーバーとなるDRA-100をLAN上のノイズから守るために、光メディアコンバータを使って一度光信号に変換し、再度電気信号に戻すことによって、電気的に隔離(アイソレーション)を行います。
★変更前★
★変更後★
もちろんこのネットワークには、多数のパソコンが同時に接続されている一般的な家庭用LAN環境なので、ノイズの影響は多分にあるだろうと推測します。
LANノイズの影響は顕著
やはりノイズの影響は多分に受けているようで、前記のThe Chord Company C-stream Ethernet LANとの相乗効果でS/N比は向上し、空間表現はかなり変化して、音像の彫り、コントラストが高まり、ボーカルに実在感が出てきます。
CD音源にはささくれ感は残りますが、ハイレゾ音源の解像度の高さが引き出されて、空間表現が立体的になるので、音場感や雰囲気はかなりよくなったと思います。
見た目はスマートなのに中はじゃじゃ馬
DDFAを搭載したフルデジタルアンプとしてのS/N比の高さなど、この価格帯の製品としてのポテンシャルの高さは伺えますが、普段メイン機器で聞きなれている音に比べると、デジタルアンプゆえに音には刺激的な成分が含まれていて、私にはややきつい音に感じます。DRA-100はそのフルデジタルアンプの特長をストレートに表現しているアンプのように思えます。
ネットワークレシーバーとしての機能を備えるDRA-100は、LANと接続することによってノイズの影響は少なからず受けているようで、LAN周辺機器などに手を入れると素直に反応します。
こうしたアクセサリの投入で幾分きつさは和らげることは可能ですが、良くも悪くも音源の良し悪しをストレートに表現してくるので、悪いなら悪いなりに聴きやすい音に上手に調整してあげる必要性を感じますが、短い時間ではじゃじゃ馬っぷりを手なずけることはできませんでした。
同時期に発売されたPMA-50がPMA-60に刷新されているので、このDRA-100もDRA-110に刷新されるのではないかなと、少し期待をしているので、購入するまでに試聴する機会に恵まれればいいなと淡い期待を持っています。
次は少し必要の無い機能が搭載されていますが、同じくD&MのMaranzt M-CR611を試聴してみたいなと思っています。
このくらいの価格だと貸してくれるのかもわかりませんが、お借りできるかなぁ。
Her-
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