スピーカーサイズを超える音
Entry Siの音を聴いていて思うのは、やはりスピーカーのサイズに似合わない大きな音場を作ってくれるところでしょう。目を瞑って聴くと、実際のスピーカーのサイズの3~4倍はありそうなスピーカーのイメージを抱きます。
TD307WHでは、スピーカーサイズもさることながら、スピーカーから音がなっている感があり、スピーカー間隔も狭いので、音場も箱庭のようなイメージで鳴りますが、Entry Siの音は、スピーカーの間隔に応じて、その裏側に空間が広がるようなイメージです。
高音部の音が非常に繊細で、声の表現もビブラートの伸びが良く、声帯の微細な振動が耳に伝わってきます。メタルコーンウーファを使っているためか、金属的な響きやピアノの音には艶があり、バイオリンの音にある色気が一層引き立ちます。
低音部ですが、もちろんフロアスタンド型のような大きな口径のユニットを持つスピーカーに比べると物足りないのは事実ですが、スピーカーのサイズからイメージする低音の1つ2つ下の領域まで音が出ているような印象です。
バスレフから出る低音を生かすためには、ある程度壁との距離を考慮する必要がありそうですが、この低音が目を瞑ったときに感じる実サイズよりも大きなスケール感につながっているのでしょう。
設置場所を確保しなくては
まだ、オーディオルームの確保が出来ているわけではないので、どこに設置するかは決まっていませんが、現在はオフィスデスクの上の仮環境です。プレーヤーもDENON DVD-A1XVAに変更する予定ですし、実際に設置する場所を決めて、必要に応じてラックやスタンドを調達する必要があります。
できればプレイルームをオーディオルームとして使えるといいですが、現時点では、まずは作ってみるという感じで、あり合わせのアクセサリと、運よく安く調達できた機器でスタートするつもりですので、ラックやスタンドも運任せ、あり合わせで調達していこうと思っています。
このまま仮環境においてエージングをかけるか、ひとまずは執筆用パソコンのある自室のテレビ周辺に置くことになるかもしれません。
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