LUMIN X1をバッテリ駆動しても意味はあるか？～HONDA LiB-AID E500 for Music～

ノイズはあってもS/N比の高い音に

HONDA LiB-AID E500 for Musicを購入して到着してから、主にその電源品質に関しての記事を書いてきました。我が家の商業電源と比較してみると、出力電圧やや高く(商業電源103Vに対して105V)、歪み率も商業電源の一番良い時並み(1.5%THD)とポータブル蓄電池としては良い数値だと思いますが、Greenwave Broadband EMI Meterで計測したときのインバータノイズが多いのがやはり気になります。

HONDA LiB-AID E500 for Musicのインバータノイズは除去できるか？②Greenwave Dirty Electricity Filter

インバータノイズと相性が良い HONDA LiB-AID E500 for MusicにGreenwave Broadband EMI Meterを直接接続した状態から、iFi-Audio iPrifier ACを接続して、ノイズの低減が可...

そのインバータノイズもノイズフィルタGreenwave Dirty Electricity Filterを使えばある程度対策はできることは確認できましたので、使い方次第で接続したオーディオ機器の底上げができると思いますが、まずは特に対策などはせずにLiB-AID E500 for Musicを使った時のシステムの音の違いを確認してみたいと思います。

LUMIN X1をバッテリ駆動

Twitterなどでは先に換装を書いていたりしたんですが、実は計測している間にもオーディオ機器を軽く接続して音は確認していました。我が家のオーディオシステムの中でも最も電源品質にデリケートなのはネットワークオーディオプレーヤーLUMIN X1ではないかと思います。

LUMINの上位機種はアルミ合金の削り出しでできた電源ユニットが分離されています。

本体とはDCケーブルで接続されていて、消費電力は20Wとなっています。