試聴システム
写真は少し古いものですが、DELAとMC220Lは右上のX1の上に設置し、以下のようなシステムで試聴をしてみることにしました。
- スピーカー:Sonus faber Chameleon T
- プリメインアンプ:Marantz PM-14S1
- ネットワークオーディオプレーヤー:LUMIN X1-Black model-
- NAS:メルコシンクレッツ DELAモニター試聴機
変更点まとめ
今回単純な変更にするつもりでしたが、急遽変更した部分も有ったため、変更点をまとめておきます。
- NASをQNAP TS-119からDELAへ変更
- 家庭内LANからネットワークオーディオ専用LANへ収容変更
- MC220Lをスイッチングハブ直結からDELA経由へ変更
- 情報コンセントからのケーブルをCat.8(1m)からCat.5e(2m)へ変更
2のみが今回予定にはなかった変更点となります。それ以外は想定どおりですが、4については手持ちのケーブルで届くものがなかったので、普通のパソコン用のLANケーブルになっています。
ジッター低減
実際聞いてみると、前述の変更による積み重ねが音にも表れているようです。DELAのクロック精度は伊達ではないようで、以前sNH-10Gにマスタークロックを入れて聞いたときのような、音の肌理が整うような印象と似ています。
もちろんマスタークロックを入れたときほどの変化ではありませんが、ブレが収まり定位がよくなり、ジッターが低減されているのを実感します。音の揺らぎが収まると、音の分離感と肌理細やかな音の重奏感が両立し、クリアでありながら音の密度は高まる印象を受けます。
DELAの上流にRTX1100を入れて、家庭内LANとセグメントを分離したことでDELAが受けるノイズの影響を抑えたこともDELAのクロックの安定稼動につながっていると推測します。
正直言えば、DELAにMC220Lを直結したときの音にはあまり期待をしていませんでしたが、想像よりはだいぶよかったのは嬉しい誤算でした。
しかしこれで満足はしていません。一度他の部分をアップグレードしてから、ネットワーク部分のブラッシュアップをしていきたいと思っています。SFPモジュールの交換による比較もできていませんが、音に耳が馴染んでからやってみたいと思います。
Her-
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