試聴システム
試聴システムは以下のとおりとなりました。
- スピーカー：Sonus faber Chameleon T
- プリメインアンプ：DENON PMA-SX1
- ネットワークオーディオプレーヤー：LUMIN X1 -Black model-
- NAS：メルコシンクレッツ DELAモニター評価機
試聴曲
試聴した曲はDavid Garrett – 愛と狂気のヴァイオリニスト(初回限定盤)をリッピングした音源を中心に、ハイレゾ音源などいろいろ聞いてみました。
「嘘だろ？」というほど劇的な変化
「嘘だろ？」とうめいてしまうほど、ドドーンと低音域が太く響き、中音域には厚みがあり、力強く太くて濃いエネルギッシュな印象に変わります。よくピラミッド型の音と表現しますが、それより裾野の広い富士山型です。
サ行にあったとげがやや和らぎ、音全体に柔らかな印象が変わります。音のエネルギーが増して空間を埋め尽くすような感じで、漂う空気感の解像度はやや落ちたようにも感じますが、広がる音が張り詰めた感じから柔らかい雰囲気に変わります。やっぱりこいつが犯人だったか…。
非安定化トランス方式のACアダプタの電圧は実測すれば9Vといっても9V以上出ていますし、10Vなら動くと思いましたが、電圧が高いという印象をそのまま音にしたような力強い音が出てきたのは少し驚きました。接続をしている最中も音楽を聞いている最中にもうなりや鳴きのようなものは聞こえません。
ただ規格外の使い方ですから、真似はなさらぬように。やるならあくまでも自己責任でお願いします。PA-3はもう販売していませんが、単体のサービスパーツとしてはWM147900の型番のようですので、まだ在庫をおいているところもあるかもしれません。
ちなみに後継機種であるPA-3BやPA-3Cは12V仕様のようなので互換性がありません。わざわざこんなに古い機種を入手したのは、そういった理由でした。
さて、AC/DCアダプタをトランス方式に変えたらガラッと音が変わり、これでようやくイライラから解放されましたが、これで終わりではありません。次を試してみよう。
Her-
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