光ファイバーケーブルはとてもデリケートなんです…。
取り扱いには注意が必要
しかしできれば光メディアコンバータは使いたくありませんでした。理由として機器が高いというのもありますが、通常のLANケーブルに比べて、光ファイバーケーブルはとてもデリケートだからです。
LANケーブルは少し踏みつけたり、ぐにゃっと曲げたりしてもほぼ利用可能です。よほどひどく傷つけない限り使えます。しかし光ファイバーは中身が硬くて透明なガラスもしくはプラスチックなので、必要以上に曲げるとポキッと折れてしまい、使い物になりません。
ガラス製のものよりプラスチック製のものは比較的曲がりやすくできてはいますが、少しでもヒビが入ると通信ができなくなります。また先端に傷がついたりしても通信できなくなったりするので、接続していないときには、運搬中や配線中に傷をつけたりしないように付属のカバーなどをつけておく必要があります。
そしてこの手のケーブルはドアのすき間などを通すのは自殺行為なので、家庭内で敷設するとしたら配線用のカバーなどで保護しながら壁内や天井裏を通し、できるだけ曲げることがないように、直線的に配線することが必要になります。配線に気は使うし、猛暑の中天井裏など潜って作業などしたくはありません。熱中症になって死んでしまう…。
また光メディアコンバータは、本来光ファイバーケーブルを接続する端子にはカバーが必要で、コネクタに傷がついたり、ほこりが入ったりすると光の屈折に影響を及ぼして正常に通信ができなくなることがあります。今回はたまたまカバーがなくても動作しましたが、中古品を購入する場合には、リスクがあることを理解の上購入する必要があります。
主にネットワーク用の光ファイバーケーブルはいくつか種類があり、今回は「光ファイバーケーブル 50/125 両端SCコネクター付 10m」を使います。調達して敷設前にテストしてみましたが、接続は問題ありませんでした。
次回は実際にケーブルの敷設、機器の導入ができたら書こうと思います。
Her-
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