シアタールームの電源ノイズ計測～PS AUDIO Power Plant Premier～

シアタールームも計測

先日ノイズ計測を目的として、クリーン電源PS Audio Power Plant Premierの中古品を入手しました。動作確認をかねて、オーディオルームとして使っている部屋の壁コンセントを試しに計測してみましたが、歪み率は2.1%THD程度と家庭用の電源としては比較的良い環境だということが分かりました。

PS AUDIO Power Plant Premierの購入～電源ノイズ計測～

ノイズの計測を目的として以前、小型のアイソレーショントランス Assistance Design ISP-40kitを試した限り、我が家のオーディオ用に使っている電源環境はさほど悪くないと感じています。周辺には工場のようなものはありませ...

10年ほど前の製品で当時Power Plant Premierを見たときは、ちょうど電源ケーブルの変更による音の変化などにハマっていて、購入するのをとてもも迷った記憶があります。購入できなかったのは、当時はシアタールームの大規模な機器導入で散財してしまっていたことと、設置場所が確保できなかったことが大きな理由でした。

仮設置

Power Plant Premierを導入した目的は、シアタールームの電源環境の良し悪しを数値としてみてみることでしたので、実際計測してみることにしましょう。

オーディオルームを作ったため、以前DENON DVD-A1XVAを設置していた左最下段の棚が空いてしまいましたので、そこに仮置きすることにしました。

電圧

シアタールームの主要機器に使っている壁コンセントFURUTECH GTX-D NCF(R)に接続されている機器をすべて取り外してPower Plant Premierを接続してみると、INPUT電圧は103Vときどき102Vというところでした。

OUTPUT電圧は100Vとなりました。いずれもオーディオルームで計測したときより1V高いですね。

壁内配線にはオヤイデ電気 EE-F/S2.0を使っていますが、壁コンセントを含めた導電性の良さがわずかに電圧のロスを抑えているのかもしれません。