単線へのこだわり
電源ケーブルに対する私のこだわりの1つとして、ノイズに強い「単線」を使うという方針があります。単線には踏んだり曲げたりを繰り返すと断線をしてしまうリスクがより線より高く、硬く取り回しも悪いというデメリットがありますが、撚り合わせた線間を飛び回るストランドジャンプ現象と呼ばれる「迷走電流」がないため、ノイズには強いことで知られています。
これはオーディオには限らない一般的な製品でも常識となっていることで、例えばLANケーブルは長距離は単線、短距離はより線というラインナップになっています。ケーブルは短いとノイズ耐性が多少低下しても通信に影響を及ぼすリスクが少なく、取り回しがよい方がメリットが大きいからでしょう。
我が家ではその単線を採用したAcoustic Revive POWER REFERENCE TripleCの線材とFURUTECH FI-50M NCF(R)/FI-50 NCF(R)を組み合わせたものをシアタールームで使ってきました。
最近オーディオ環境をオーディオルームに移し、シアタールームから機器を一部撤去したり、クリーン電源PS Audio Power Plant Premierを導入して、電源環境の整理をしたりした結果、POWER REFERENCE TripleCをオーディオルームで使える算段がたちました。
そこでオーディオルームについても極力単線化を図っていこうと考えています。
根元から順番に交換
まずは今回電源タップComplete-4 IIへの供給ケーブルをFURUTECH G-320Ag-18からAcoustic Revive POWER REFERENCE TripleCに交換をしてみます。
見た目は相変わらずゴツくて、タップがケーブルに負けて傾いてしまいそうですが、単線は一度曲げたら形を保つことができるので、ちゃんと整形して接続してやるのが結構大切です。
コメント
単線化良いですよね、歪がなくなってスッキリした音に、なる気がします。
ジョデリカ推奨の逆コンセント向きなのが、良い感じで支えになってる気がします。
私の家は通常向きなので、今度変えてもらおうかなぁ。
では失礼します
ぽちさん、コメントありがとうございます。
単線の方がノイズに強いと言うのは、オーディオにかかわらず各種ケーブルでも一般的に採用されているので、個人的にはオーディオには単線を使うようにしています。
壁コンセントはアースピンが抜け留めになるように上にした方が電極がしっかりささるのでいいですよね。