実際音を聞いてみると
実際にPL-300IIの音を聞かせていただくことにしました。
以前訪問させていただいたときにも聞きながら寝落ちするのに適した、柔らかい音という印象だったように記憶していますが、それよりも柔らかくなったような気がします。PL-300 IIの素直な音でそつのない音です。一緒に聴いていたNyansさんもVannilaさんは真面目な音という感想でしたね。
好みの問題もありますが、裏を返せば音のエッジが丸いので、個人的にはもPL-300 IIにしては音がストレートに出来なくて、低音がドンッとこずにどーんとくる、高音が伸び切らない、何かに抑え込まれているような印象を受けます。
必死の抵抗を見せるNiさん
一緒に聴いていたNyansさんもVannilaさんもNyans邸の突き抜けるような低音を体験しているからか物足りないようでしたし、高低のレンジも狭い印象を受けていたようです。ここでゲスト3人の矛先は、「やっぱりプリアンプを変えようよ」とM-3000Rへ向き始めましたが、Niさんは必死に抵抗して見せます。
そしてNiさんが抵抗して矛先を逸らし、徐々に雑談は電源の話に移っていきました。「コンセントはあれにすれば変わるよ」とか、「ケーブルはここは単線がいいよ」、「こっちはより線がいいよ」だなんて話で盛り上がりましたが、冷静に考えると、こんなことで盛り上がれるのはオーディオマニアくらいですよね…。
そんな電線病に侵されたマニアたちの会話が進んでいく中で、電源環境のノイズ計測した結果が思いの外よかったので、これならアイソレーション・トランスはなくても支障はないんじゃないかなという話になり、いつの間にか矛先はアイソレーショントランスへと向かい始めます。
この飛び火が思わぬ結果を招きましたが、それはまた次回。
Her-
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コメント
音がストレートに出来なくて、低音がドンッとこずにどーんとくる、高音が伸び切らない、何かに抑え込まれているような印象を受けます。
→なるほど、これを解決案は電源工事&バランス伝送化ですかね?
青フォレさん、コメントありがとうございます。
バランス伝送化もプリアンプやパワーアンプの買い替えの際に考慮する点ではありますが、第三部のとおり電源の質の問題は大きいようです。
まさかいいと思っていたものが悪さをしていたので、正直この結末はショックでしたね。