X1側は上下反転したような形になりますが、LANケーブルのような接点がバネでできている規格と違って、SFPモジュール自体もガタが少なく接点が安定していますし、光ファイバーケーブル自体は電気的な接点がないのはいい所ですね。
それでもSFPモジュールが変わると音も変わるところが厄介ですが…。
Finisar=ドライ
FTLF8524P2BNVに交換すると、音場の広がりはよく空間は広く感じられますが、密度感が薄く吐息がかさついて聞こえるので、乾燥した印象はFTLF1318P2BTLの時と傾向が似ています。とはいえ、FTLF8524P2BNVの方がややウェットで色彩が感じられます。
同じ1000BASE-SXのモジュールであるPN54022と比較してみると、音像の輪郭が細く、立体感や存在感が薄れて平面的に聞こえますが、それでも奥行きや立体感も一定以上には感じられるので優秀な部類ではないかなと思います。
バイオリン、ピアノ、金属音などの主張が薄く、鮮やかさはないので、一歩引いて聞いているような他人事のような印象を受け、率直に言えばあまり好みではありません。
FinisarのSFPモジュールの音を聞くのはこれで2例目ですが、全体的に空間の広さは感じられるものの、ドライな音調でそっけない印象を受けるので、音楽に情緒を求めると物足りなく感じるかもしれません。
次はCisco製
さて次は、もう1つCisco GLC-SX-MMが1ペアありますのでこちらを試そうかと思います。
Cisco GLC-SX-MMは構造的には比較的Finisarとも近いですが、販売されていた時期によって多少構造が変わっていたりします。
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