接地抵抗値の計測
10本打ち込んだところで計測してみることになりました。計測したいアース棒以外に、2本の補助電極を庭に設置します。
十分に離れた場所に挿した3本の設置棒を計測器へつなぎ、計測器の左側のメータがゼロになるところに合わせて、右側の数値を見るそうですが、何と2.5Ωという予想外にいい数値が計測されました。
なじむともう少し下がると思いますと島元社長は仰っていましたが、接地低減材が土壌や地盤と反応して安定するまでタイムラグがあるのでしょうね。2Ωというと精密機械の多い研究所や病院などで必要とされる数値で、それに迫る数値をたった10本で得られたのは非常に幸運だそうです。
さらに10本20本と追加すれば1Ω台も出たかもしれませんが、十分と判断してここで打ち止めにしました。これだけの数値がポンっと出てしまったところを見ると、家庭用分電盤に接続されているアースも意外と接地抵抗値は低かった可能性もありますね。計測はもちろんしていないのでわかりません。
場合によっては40本、50本…
オーディオ専用アース工事としては、10本で接地抵抗が10Ω以下に下がらないようなら、さらにアース棒を追加して打ち込んでいくことが多いようです。場合によっては40本…、50本…と打ち込む方もいらっしゃるそうです。しかも打ち込んだからといって必ずしも良好な数値が出るとは限らないそうですから博打ですね。
1本6000円を50本…、一体どこまで深く掘れば気が済むのか、オーディオマニアの業の深さと執念は恐ろしいですね。6万円でこの数値になって助かりましたよ…。
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