ベースを挟んで各コンセントをネジで壁に固定した後、プレートを載せてネジ4本で四隅を固定すれば完成です。コンセントはケーブルなどが自重によって傾いても電極部分が深く挿さるようにアースピンが上に来るようにしています。
各ケーブルを元に戻します。電源コンセントだけでなく、LAN端子やアンテナ端子もカーボンのベースとプレートに挟まれる形で固定されるので、各端子の振動を抑制してくれるはずです。
ちなみにノイズフィルタGreenwave Dirty Electricity Filterは交換前から空きコンセントに接続されていましたが、コンセント間が詰まっていたため、接続がやや甘かったのがしっかり接続できるようになっています。
試聴システム
試聴システムは以下のとおりです。
- スピーカー:DALI Helicon 400
- プリメインアンプ:DENON PMA-SX1
- ネットワークオーディオプレーヤー:LUMIN X1 -Black model-
- NAS:メルコシンクレッツ DELAモニター評価機
電源はPMA-SX1とX1はNSIT-200Qから取り、DELAは別の電源タップAcoustic Revive YTP-6R(FM)から取っています。
切れと柔らかさが両立するのが印象的
ボーカルや楽器ごとのセパレーションが高く、音の切れが良い。音像のクッキリしながら柔らかく音が響いて広がり、膨らみ気味だった低音は芯が締まって少し気にならなくなります。
バイオリンはタッチが繊細でより一音一音の粒立ちが良く、高音はスーッと伸びて音は柔らかく心地よく響きます。ピアノはタッチ感が強く、華やかで艶があり、ツリーチャイムはとても華やかに煌いて美しい。
懸念は払しょく
ベースとプレート、壁コンセントの総交換ということで、素材的にも制振効果の高いものの組み合わせだったので、もっとデッドな音になることも懸念していましたが、音の粒立ちの良さや、響きの美しさと豊かさが引き出され、十分な効果と言えそうです。
壁コンセントの質の向上やカーボンプレートによって壁の振動などの影響を防ぐ制振の効果により、接点の安定に伴う電源の質の向上に加えて、LANケーブルの接続部にもカーボンプレートは影響し、信号伝送や接続されている機材への影響も低減されたのではないかと推測します。
特にLANケーブルはコネクタの性質上、ばね性の高い接点になっていますので、制振の効果は高いでしょうね。
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