成長の余地を残す
私は最初にシアタールームを構築する以前は、オーディオという趣味自体興味がなく、SONYのコンポで音楽を聴くくらいでしたし、ホームシアターやオーディオルームの知識はほとんど持っていなかったため、現在の家に立て替える際にも、最低限のものとしてアンテナとLAN、子ブレーカーを占有した電源、そしてプロジェクタの設置場所を設けることくらいしかできませんでした。
そして作り始めてからは、将来もう一度シアタールームを作るときの練習だと思っていろいろ試しながらやってきたつもりですが、今思い返すともっと段階を踏んでステップアップしていけばよかったなと思うときがあります。
最初のシステムから気合入りすぎ
私が最初に購入したシステムはステレオで、AVアンプの導入を見越して、パワーダイレクト端子を持ったプリメインアンプとユニバーサルプレーヤーを検討し、以下のような機材で始めました。
- スピーカー:DALI Helicon 800(Pair)
- プリメインアンプ:DENON PMA-SA11
- ユニバーサルプレーヤーのDENON DVD-A1XVA
この後マルチチャンネル化する際に、DENON AVP-A1HD/POA-A1HDという弩級のAVセパレートアンプを購入し、サラウンドスピーカーにもフロントと同じHelicon 800とサブウーファーのDALI Helicon S600を導入し、シアター化していきました。
最初からハイエンドといわれるような機器を購入したことで、結果的には無駄な出費が抑えられると思いますし、事実スピーカーは一度も買い替えしてこなかったのがそのことを証明していると思うので後悔はまったくありません。
ただ結果的にそれが自分の可能性を狭めたのかもしれないなと時々思うことがあります。
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