2022/1/20不定期更新に変更します

新しく作るオーディオルームのコンセプト

SOUNDMAGIC

スタートはエントリーかハイエンドか

最初からハイエンド機器を購入したことで、その後の調整においてもアクセサリによる変化がわかりやすかったという面もありますが、ホームシアター初心者から成長をする過程で、もっとエントリーモデルからステップアップしていっても良かったかもしれないなと思わなくもありません。

人間の行動原理というのは、現状に対する不満から生ずる、「もっとよい環境にしたい」という欲求が大きな原動力になります。現在のスピーカーに不満を感じていれば、次はどんなスピーカーにしようか、オーディオショウやイベントなどに足を運んで、もっと真剣にスピーカーを探そうとしたでしょうが、スピーカーに関しては満足してしまってそういう積極性がなかったように思います。

そもそもイベントで本領を発揮できているシステムは数えるほどしか聞いたことがありませんし、「何百万円もするのにこの音?」というイベントもあったりするので、聴いてときめくスピーカーに出会う確率が低すぎますが、出会いの幅や自分の可能性を狭めてしまった気がしています。今となってはハイエンドモデル、エントリーモデル、どちらから始めるのが正解だったかわかりません。

核のないコンセプト

執筆環境で気軽に音楽を聞くための、デスクトップオーディオとして試行錯誤を始めたステレオシステムの構築は、このスピーカーが欲しい、このアンプが欲しいという強い気持ちではなく、セレンディピティ(偶然の良き出逢い)を当てにした行き当たりばったりと、コストパフォーマンス重視で機器を集めることが、唯一のコンセプトとなったため、いわゆる核が無い状態で進んでいました。

核を決めず購入する商品を決め打ちせず偶然をあてにするのは、これまで使ってきたメーカーから離れて、いろいろなメーカーのスピーカーを聞いて、経験値を高めて可能性を広げたいという心の現われでもありました。

中古のALR JORDAN Entry Siの購入から始まり、Marantz PM-14S1というプリメインアンプの展示品の入手ができたあたりから、核の無いコンセプトに、これまでとは違ったオーディオルーム作りのコンセプトが浮かび上がってきました。

ピュアオーディオ ホームシアター AV機器とネットワークの融合 VR DENON Marantz B&W JBL TANNOY SONUS FABER ESOTERIC ACCUPHASE McIntosh Accustic Arts Jeff Rowland D.G. Ayre #将来実現したい環境

Sonus faber Chameleon Tと立て続けにスピーカーを購入したのは、もちろんその音に興味があったからで、オーディオルームの最初のメインスピーカーとして期待していたからですが、行き当たりばったりに次々と機器を購入して、私の資金が続くわけもありません。

  • スピーカー Sonus faber Chameleon T:定価340,000(税別)
  • スピーカー Bower & Wilkins 684 MW:定価164,000円(税別)
  • スピーカー ALR JORDAN Entry Si:定価58,000円(税別)
  • スピーカー 富士通テン Eclipse TD307WH:32,000円(税別)
  • プリメインアンプ Marantz PM-14S1:定価240,000(税別)
  • オールインワンレシーバー Marantz M-CR611:定価70,000(税別)
  • プレーヤー DENON DVD-A1XVA:定価430,000(税別)
  • プレーヤー Pioneer DV-610AV:26,000円程度(税別)

グレーアウトしている機器は最近購入したものではないので除外して考えるとして、新しくシステムを作るのに定価ベースで言えば消費税を含めれば100万円前後かかります。もちろん中古ですから、半額で購入したとしても50万円くらいはかかってしまいます。

中古とはいえかなり痛い出費ですが、現行ラインナップの商品なら普通半額で入手するのは難しいでしょうが、これらの機器を購入するのに、実際は送料や手数料を含めても半額にもなっていません。物によってばらつきはありますが、高くても4割程度でしょう。購入しても痛くない金額、もしくは処分すれば大きな出費にはならないものに限って購入しています。

複数の機器を組み合わせて聞くスタイルへ

現状は、プリメインアンプであるPM-14S1が1台だけに、Chameleon Tを中心としたスピーカーが3~4組というのがスタートの形になりそうですが、まだ仮環境に過ぎません。

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大勢(5人程度)が集まることを前提にシートを確保したシアタールームとは対照的に、他人に聞かせることを考えないプライベートな空間を追求することを前提にしたオーディオルームということになるでしょう。

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