POWER REFERENCE-TripleCを4本用意して試すことができる状況になり、9年間維持してきた基幹システムの電源ケーブルを一新したらどうなるのか、を慎重に評価してみようと思いました。
懸念は1本ではよく見える、聞こえたとしても、基幹システム全体の電源ケーブルを入れ替えたときにどのようにバランスが変化するか、無色透明に近い音になってくれるのか、望ましくない方向へ変化してしまわないかと言うことです。これは1本1本入れ替えながら様子を見ていくしかなさそうです。
基幹システムの電源ケーブル配線状況
まずは現在の基幹システムの電源ケーブルの配線状況を見てみましょう。
交換前
THE J-1 PROJECT JPCK2-15R+J1C15UL+POBK-1
│(P-004-POWER REFERENCE-TripleC-C-004(1.1m))
CHIKUMA Complete-4 II
⇒ (NRG-5(1.8m)) ⇒ DENON DVD-A1XVA
⇒ (NRG-5(0.9m)) ⇒ Marantz AV8802A
⇒ (POWER REFERENCE-TripleC(初期型)(1.5m)) ⇒ Marantz NA-11S1
⇒ (NRG-5(0.9m)) ⇒ Panasonic DMP-UB900
OYAIDE R1 Belilium+WPC-Z
⇒ (P-004-EE/F-2.6-TripleC-C-004(1m)) ⇒ DENON POA-A1HD
交換していく順番(葉から幹へ向けて)
ケーブルの評価を1つ1つ確認するために、葉から幹に向かって以下の手順でケーブルを変えていきます。
DENON DVD-A1XVA
NRG-5→POWER REFERENCE-TripleC(STANDARD)
POWER REFERENCE-TripleC(STANDARD仕様)を使います。これはタップに使ているのと同じくPOWER REFERENCE-TripleCの線材に、FURUTECHのプラグFI-11M(Cu)とFI-15plus(G)を取り付けた電源ケーブルです。
使用頻度の低いSACDプレーヤーにこれだけのケーブルを割り当てるのはコストパフォーマンスが悪いので、優先度が最も低いのはここですね。
Panasonic DMP-UB900
NRG-5→POWER REFERENCE-TripleC(STANDARD)
同じくPOWER REFERENCE-TripleC(STANDARD仕様)を使います。今回は無難なSTANDARD仕様ですが、葉のコンセプトにあたる部分なので、映像を重視して色を多少つけてもいい部分です。
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