2022/1/20不定期更新に変更します

電源ノイズ計測器Greenwave Broadband EMI Meterの到着までの経緯と税関費用

Greenwave

関税と消費税

以前から電源内のノイズを相対的に比較できる測定ツールがあればいいなと思っていましたが、先日Greenwave Broadband EMI Meterを思い切って海外の直販サイトから購入してみました。

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電源ノイズ計測器Greenwave Broadband EMI Meterの購入手順
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その推移を見守っていましたが、3日後に発送の連絡がありました。船や飛行機で運ばれ税関を通ったりするので、そこそこ時間はかかると覚悟はしていました。ご紹介いただいたNyansさんからは1週間程度で届くよとお聞きしていたのですが…。

到着までの推移

注文から到着までの推移は以下の通りです。

  • 1日目:Greenwaveへ注文手続き後、メールの自動返信
  • 4日目:Greenwaveから発送の連絡がありUSPSに到着
  • 6日目:アメリカ サンフランシスコから日本へ輸送
  • 9日目:日本の通関に到着、川崎港の税関で処理開始
  • 11日目:通関手続き完了
  • 12日目:日本郵便に到着
  • 13日目:配送完了

実際は13日(10営業日)かかりましたね。

実際の金額

1個あたりの商品代金$130.00が2個と送料$30.95を合わせて、Greenwave Broadband EMI Meterを1つ購入する際に、商品および送料として支払ったのは$160.95、当時の$円相場を反映して合計31,535円でした。

しかし、今回は個人輸入だったので、さらに関税や消費税、通関料が追加でかかります。その計算式はかなり面倒な計算になりますが以下の通りです。

関税と消費税の計算式

1つ購入した場合の商品代金$130.00に税関を通る時期の外国為替相場(課税価格の換算)が1週間単位位で決められています。今回税関を通った際の換算価格は1ドルあたり105.97円でしたので、$130.00=13,776.1円となります。

関税や消費税は、個人輸入の場合商品代金の60%が課税対象となりますので、13,776.1円×0.6=8265.66円となり、100円以下を切り捨てて8,000円が課税対象となりますが、この金額が10,000円以下となったため課税対象外となりますので、関税や消費税も通関手数料もかかりません。

しかし今回は2つ購入したので、13,776.1×2=27,552.2円となり、60%を適用すると16,531.32円、100円以下を切り捨てて16,000円が課税対象となります。

今回の商品については関税率は無税となりましたので関税はかかりませんが、消費税はかかります。消費税は、消費税(6.3%)と地方消費税(1.7%)にわけて計算することになり、以下のように計算します。※消費税が10%になったので2020年現在は7.8%、地方消費税は2.2%

  1. 関税:16,000円(課税対象額)×関税率(今回は0%)=0円
  2. 消費税:16,000円(課税対象額)×消費税(6.3%)=1,008円→1,000円(10円単位切捨)
  3. 地方消費税:1,000円(消費税)×17(1.7%)÷63(6.3%)=269円(1円未満切捨)
  4. 消費税合計:1,000円+269円=1,269円→1,200円(10円単位切捨)
  5. 通関手数料:200円
  6. 合計:0円(関税)+1,200円(消費税合計)+200円(通関料)=1,400円

ですから今回の支払いは合計で31,535円+1,400円で32,935円ということになりますね、あぁややこしい…。1つだけ購入するなら17,445円、2つまとめて購入すると送料と税金が相殺されて、1個当たり16,467.5円です。

$130.00という商品の価格を見ると、気軽に手を出してしまいそうになりますが、$円相場が円安に傾けばさらに商品代金も消費税も増えますので、実質的に2万円弱を見込んで購入されるのが良いと思います。

海外からの購入なので、やり取りは英語前提となります。もし仮にこれで初期不良とかパーツの不測とかがあると厄介なので、私も二の足を踏んでいたわけですが、2割3割高くても国内で売っていればそちらの方が楽ですけどね。

では商品の内容を見てみましょう。

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