試聴システムの概要
試聴システムは以下の通りです。
- AVプリアンプ:Marantz AV8802A
- マルチチャンネルパワーアンプ:DENON POA-A1HD
- フロントスピーカー:DALI Helicon 800(Pair)
- ネットワークオーディオプレーヤー:Marantz NA-11S1
- NAS:MELCO SYNCRETS DELA HA-N1AH40-BK相当 ※モニター評価機
ネットワークオーディオ専用ネットワーク
ネットワーク環境については、本ブログで再三書いてはいますが、ネットワークオーディオ専用ネットワークには以下のような特徴があります。
- パソコンのネットワークとは業務用ルータでセグメントを分割
- 光メディアコンバータで一度光信号に変換することによって電気的ノイズを除去
- スイッチングハブにはPlanex FX-08miniを使用 ※Acoustic Reviveカスタム
- LANケーブルはAcoustic Revive LAN-1.0 TripleC、およびR-AL1を使用
- FX-08miniに仮想アースAcousitc Revive RGC-24 TripleC-FMを接続
- FX-08miniおよび光メディアコンバータは、バッテリリファレンス電源Acoustic Revive RBR-1より給電しACアダプタを排除
スイッチングハブには上記のPlanex FX-08miniに代わって、今回はWaversaSystems WSmartHubを使います。
前回の記事で、WSmartHubに交換した際は、以下のような印象でした。
背景の静けさ、透明感が高く、音の芯の部分が強いためにアタック感が感じられ、躍動感があります。定位がはっきりしていて、実在感のある音を聞かせてくれます。ある意味アクセサリ類の特長が良く出ているのかもしれません。
高音域の解像感、伸び、余韻の広がりは申し分なく、何故か中低音域に厚みがあり、時にモコっとして感じるときがありますが、交換前のFX-08miniについていた仮想アースが、この接続変更によって外れることになったのでその影響もあるでしょう。
所感~USBターミネータ RUT-1~
DELAに使ったときには、劇的に音質に向上が見られましたが、WSmartHubでは大きな変化はなく、わずかにクリアになった印象で、モコっとした感じは低減し、少し余韻の広がりが長くなります。
WSmartHubは、すでにUSBノイズフィルタを搭載しているからなのかもしれませんが、USB端子にはノイズフィルタの類は追加する必要はないかなと思います。
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