TAOCラックを愛用している理由
このTAOCのラックを最初に選んだのは、マルチチャンネルパワーアンプであるDENON POA-A1HDの高さ、28cmに5cm以上の隙間を設けることを考えたとき、35cm程度の支柱が選べる手の届く価格のラックがこれしかなかったからです。
そして2011年にこのラックにしてよかったと思う出来事がありました。
対照的な被害
2011年3月11日、あの東日本大震災が起こったとき、東京にある我が家も大きく揺れたものの、1階にいた家族や家具家電などに被害はまったくなかったのは幸いでした。
しかし、3階にあるシアタールームは1階に比べてはるかに大きく揺れたようで、スピーカーは激しく横揺れをしてスパイクがスパイク受けからはずれ床をグサグサと傷つけ、上から落ちてきたBD-Rメディアの直撃を受けて、スピーカーに接続されていたスピーカーケーブルはバナナプラグがぽっきり折れてしまいました。
激しく横揺れしたスピーカーDALI Helicon 800はところどころぶつけてしまい、大きな傷跡が残ってしまいました…。
この傷を見ると今でもあの日の揺れに対する恐怖心や、グシャグシャに散らかった部屋の惨状を思い出します。部屋に入ったときには、どれか機器が壊れていることは覚悟しました。
幸い動作しない機器はなかったものの「もう2度とあんな喪失感はごめんだ!」と思ったので、音質度外視で2013年にウェルフロートボードAIRBOW WFB-1515-4を導入し地震対策とすることにしました。
では機器はどうだったかというとこれが対照的だったのです。
コメント