SOtM sNH-10GとLUMIN X1
前回、普段使っているネットワークオーディオ環境で、Marantz NA-11S1と入れ替える形でLUMIN X1を視聴してみて、ネットワークオーディオプレーヤーとして、大きなポテンシャルを持っていることはよくわかりました。しかしX1の持つポテンシャルはまだ底が知れません。
LUMIN X1単体の実力を知る~ネットワークオーディオの理想形
200万円のプレーヤーも環境次第 ドイツミュンヘンのHIGH ENDで発表されたLUMIN X1ですが、余計な機器を通さずに光ファイバーケーブルによる電気的な絶縁を実現したプレーヤーということで、ずっとお借りしてみたいと思っていたLMUIN...
X1が持つユニークな機能として、光ファイバー接続が可能になるSFP端子を備えており、それは他のプレーヤーに対して大きなアドバンテージになると私は考えていますが、それを生かすには接続先となる周辺機器、例えば光メディアコンバータが必要です。
2018年末現在、オーディオ向けの周辺機器として、唯一その相棒たり得るのはSOtMのスイッチングハブ sNH-G10だけでしょう。
今回はそのsNH-10GとX1との組み合わせを光メディアコンバータを交えながら、光ファイバー接続の優位性や、接続する箇所によってどう変化するのか数回に分けて見ていきます。
LUMIN X1をテストする環境
今回のテストをするためには、普段使っているネットワークオーディオ専用ネットワークでは、sNH-10Gの実力が測りにくいので、一般家庭と同じ(と言える規模ではないけど)家庭内LANに接続して、その変化を見ることにします。
まずはシステムについてですが、以下の通りです。
- スピーカー:Sonus faber Chameleon T
- プリメインアンプ:Marantz PM-14S1
- ネットワークオーディオプレーヤー:LUMIN X1
- NAS:QNAP TS-119
ネットワークの構成についても図を交えて一応触れておきましょう。
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