前後の奥行き感が独特
一聴して感じるのは、低音が強い、抑えたいという感覚でした。もともと膨張したブーミーな低音が嫌いですが、フロントバスレフの影響でしょうか、バランスとして低音が強すぎる印象です。低音の調整に苦労しそうなスピーカーというイメージを持ちます。
中高音部は解像度は高く少し尖り気味で、低音のバランスが大きいので全体的に厚みはあるが、無音だとずっとトゥイータからホワイトノイズかきこえます。
他のスピーカーと大きく違うのは、奥行き感が独特で、左右の広がりよりも前後の立体感が強いスピーカーという印象を受けます。
もっと官能的な色気のある音がするというイメージをSonus faberには持っていましたが、最近の高解像度型スピーカーという感じで、やや寒色系であり、私が憧れた音とは違いますが、スパイクもつけていないので、スパイクをつけたり足元を改善すれば、少しは気になる部分も気にならなくなるかもしれません。
スタンドボードの下にスパイク
そこで本来の形に近い状態にしてみます。スタンドボードの下に付属のスパイクを取り付け、さらに付属のスパイク受けを取り付けてみます。
スパイクに載せてやるだけでも、少し低音は締まって質感はよくなり、低音にマスキングされていた音が表に出てきて、高音はまだ少しきつさが残るものの解像度が上がり、ツリーチャイムの音など金属音が華やかに煌いているようです。
ポン置き同然の状態で、付属品のゴムリングなども間には挟んでいませんので、本来の音といえるのかどうかはわかりません。
まだ向上改善の余地があり、ポテンシャルもまだ引き出せる余地があると思いますが、特に低音はまだまだ強く調整の必要性を感じます。
早く3階の工事が終わり、本格的に設置をして調整を開始したいですが、今年中に工事が終わるかどうかはまだわかりませんので、年末年始には取り掛かれるといいなと思っています。その前に実験できることもありそうなので、試してみようと思っています。
Her-
↓↓↓関連記事はこの下にあります、引き続きお楽しみください↓↓↓
コメント