保留していた追実験
前回の記事でシアタールームのネットワークを通常のネットワークからセグメントを分離して、その結果、シアタールームの映像や音声に改善が見られたことを書きました。
シアタールームのネットワーク分離(4)~映像と音の変化~
シアタールーム専用ネットワークの構築完了 前回の記事で、YAMAHA RTX1100などの機器を使ってシアタールーム専用ネットワークの構築を行った記事を書きました。 分離完了、変化はあるのか…? 何度も書いている通り、我が家のネットワークに...
その終わりにもう一つ頭に浮かんでいる実験プランがあると書きつつも、やるかどうかわからないような感じで終わりましたが、機材が調達できたので、やってみることにしました。
目的は…
前回までの記事ではネットワーク内に発生してしまう余計な通信による悪影響を、シアタールームから遠ざけることが狙いで、その効果は確認できましたが、シアタールーム内で使っているノイズフィルタ(ACOUSTIC REVIVE RLI1GB-TRIPLE-CやEMCノイズフィルタ内蔵 中継コネクタ DMJ-100BT)を外してみると音が曇ります。
LANに接続している機器や、LAN内で発生した電気的なノイズは、論理的に分離しても物理的には接続されているので、シアタールーム専用ネットワークに届いているようです。今回の追実験の狙いはネットワーク内にある電気的なノイズとの隔離になります。
パケットの信号以外の電気的なノイズを除去するには、例えば無線LANの親機と子機などを使うなどして、LANケーブルを切断してしまうか、電気的なノイズが伝達できない仕組みを取り入れるしかありません。そして今回導入するのは、後者の電気的ノイズが伝達できない仕組みを取り入れるための機器になります。前回までの記事を読んだ方で、相応のネットワークの知識がある方は、大体次に考えていることはお分かりだと思いますが…。
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