この内IP-2Qを取り外して、RET-RCAを接続します。
こちらは特に端子の挿し込みにキツいという感じはなく、しっかり挿し込まれているという感じです。
圧倒的な空間表現
空間に広がる空気に凛とした空気感と、密度の高い熱のあるリヴァーヴ感、2つの雰囲気が両立していて、音が消えていくときのスーッと伸びてふわっと消えるS/N比の高さがよく表れていますし、音が奥に消えていくような奥行き感があって、ショートピンなどを接続しただけでこの空気感はなかなか体験したことがありません。
バイオリンの音は倍音が基音を包むように広がり、低音の質感はタイトで跳ね感はあり、制動の効いた重くドンと出てスパッと消える低音となっていて、優雅でダイナミックという印象を受けます。非常に対比的に思えることが両立していて、音の変化が大きくて理解するのに頭がついていかない…。
端子の締め付け具合の差か?
結局RET-RCAはPMA-SX1の方が相性が良いようなので、X1にはIP-2Qとすることにしました。両者のいいところどりをしたような、私好みのバランスになりました。X1との相性がなぜこんなに悪かったのか…?推測ですが、端子のきつさが音の傾向に顕著に出ているような印象を受けました。
ラックの背面に手を入れて作業するのが難しいのに加えて、薄型のX1の背面にはひさしがついていて手が入りにくいんですが…。
そこにRET-RCAの形状が長い筒状が相まって、接続するときに力分散してしまい、正直もう二度と接続したくないくらい接続に苦戦しましたので、キツめに作ってあるRET-RCAとキツめに作ってある機器の端子とだと相性が悪いかもしれません。
しかし、このRET-RCAをPMA-SX1に装着した時の奥行き方向の空気感は、これまでに経験したアクセサリにはないものですね。お世辞抜きにびっくりしましたよ。メーカーの好き嫌いはあると思いますがバシッとハマったら驚くほどの変化があるので、メーカーから借りて試してみると面白いと思います。
さて、次はRCA入力端子用のAcoustic Revive RES-RCAを試してみることにしましょう。
Her-
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コメント
書き込みの内容感じた事は、これは当たりだなぁと思います。
ただ、値段がなぁーーーー。(笑)
尚、プレーヤーはイマイチとの事ですが一週間待った方が良いですよ。
青フォレさん、コメントありがとうございます。
これは同社のアクセサリの中でもかなり効果の高いアクセサリだと感じています。
下手なアクセサリいろいろ投入するよりこれ1つ入れる方がいいですね。