ケーブルの調達
DCA-12Vの出力コネクタはEIAJ4という規格のコネクタで、もう片方のコネクタがΦ2.1mmやΦ2.5mmのケーブルを探してみましたが、普通には販売していないみたいでAmazonなどでは見つかりませんでした。
変換コネクタを使うことも考えましたが、余計な接点は増やしたくないので、AudioDesignのホームページから会員登録をして、新たに購入することにしました。現在使っているΦ2.1mmのケーブルも経年劣化でコネクタがボロボロになっていたので新調することにして、合わせて2本購入し3000円(1500円×2)の余計な出費がかかってしまいました。
注文して翌日にはケーブルが届きました。残念ながら1本1500円には見えない…。
これまで使っていたケーブルは、こんな感じです。(フェライトコアは自分でつけました。)フェライトコアの横にコネクタの一部が割れているのが見えます。
新しいケーブルでは、DCA-12Vの出力側のコネクタは従来通りのストレート型のコネクタですが、機器側はL型コネクタに変更になっています。古い方のケーブルは、力を入れてつぶすとたぶん割れるくらい劣化が進んでいます。従来のケーブルはこの機器側のコネクタの経年劣化がひどく、使えなくなったので変更になったのはありがたいです。
とりあえずこれで準備は整いました。接続を以下のように変更します。
Hobbes HME2-1000SX/SC550:アナログ電源Audio Design DCA-12V
NETGEAR GS105E:中村製作所 ACアダプタ型トランス RAC-012
PLANEX FX-08mini:USBモバイル電源Panasonic QE-QL105-H
これでオーディオ専用ネットワークからACアダプタが排除できました。
データの経路について
コントローラ:iPad mini
NAS:QNAP TS-119
プレーヤ:Marantz NA-11S1
TS-119とNA-11S1はFX-08miniに接続していて、コントローラからNAS、プレーヤへの経路は
無線AP─ルータ─ギガ対応スイッチングハブ─HME2-1000SX/SC550→シアタールームへ
と通過し、光信号に変換されます。シアタールームへ敷設してある光ファイバーケーブルを通り、もう1台の光メディアコンバータ(HME2-1000SX/SC550)へ送信され、
回線室→HME2-1000SX/SC550─NETGEAR GS105E─FX-08mini
と通過してNAS、プレーヤと通信しています。つまり音楽データ自体はFX-08miniの中で完結していて、今回ACアダプタを交換するHME2-1000SX/SC550は音楽データの経路ではないのが特徴です。
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