プリズムのきらめき
私の想像通りならかなり鮮度が高まるはず…、そう期待して聞き始めたら完全に予想外の音ですね。SFPモジュール1つでこんなに変わるの?ってくらいただよう空気感が別物です。音の色彩と湿度感が全く違います。
低音は硬く重い何かで床を叩くように飛び、高音は直接耳に飛んでくる鋭さがあり、ピンと張った緊張感がありながら、弱音の情報量が多く、音は濃厚で、包むように柔らかいんですよね。女性ボーカルが歌う際の音になる前の吐息の湿度感が高く、肩をすくめそうになります。
そして最も驚いた変化は、音色の色彩が非常に色鮮やかで、楽器から出てくる音色が複雑な色を放つプリズムのように色が変わるカラフルな印象に変わる点ですね。音が乱れているというのではなく、本来音が持っている揺らぎをより繊細に描き分けることができているということだと思います。聞いていて嬉しくなってしまいます。
オーディオアクセサリでもこの変化はなかなかない
このような音の変化を起こすアクセサリが他にあったかと考えても思い出せません。もし挙げるならAcoustic Revive リアリティエンハンサーがハマったときくらいかなぁ。非常にインパクトのある変化です。もちろん一般的な光メディアコンバータではなく、土台になるS100とDCアダプタ AudioDesign DCA-12Vがあってものですけどね。
オーディオ向けでもない、わずか5~6cmしかないただのネットワーク機器用のパーツを1つ変更するだけで、これだけ広がる音場や音色が変化するんですから、ネットワークオーディオは奥が深いというか闇が深いというか、がぜん興味がわいてきました。
あと1つPN54023Kを確保したいのと、もっといろいろシングルモードのSFPモジュールをかき集めて、いいSFPモジュールを探し出したいという欲求に駆られます。とりあえずは評判の良いFinisarのSFPモジュールが候補かな。
Her-
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