自宅の印象とは逆だが
私自身も地震対策としてウェルフロートボードAIRBOW WFB-1515-4をシアタールームで4台使っていますが、スピーカーを床に直接置くと盛大に床鳴りしますし、スパイクを使っても床鳴りは完全には防げませんが、ウェルフロートボードを使うと低音で床は揺れはするものの、床がビリビリと鳴ることはなくなります。Nyans邸とは逆の反応ですね。
床の状態やスピーカーの重量など、いくつかの要素がかみ合わさった時に、特定の周波数帯で共振が起き、それが増幅する側に反応するとNyans邸のように音像がぼやけ、相殺する側に反応すると我が家のように低音域がスポイルされたような音になっているのかもしれません。
よくオーディオアクセサリの中で副作用がないと宣伝されるものがあります。何か変化が起こるということは、プラスとマイナスの両面があるわけで、その変化を受け取る側がどう感じるかという主観によって、メリットがデメリットと受け取られることもあるわけです。
制振アクセサリを追加したら、音が締まったとか解像度が上がったというか、デッドになって音が死んだと感じるかは受け取る側次第です。ウェルフロートボードはかなり大きな効果を生むアクセサリだと思いますが、条件が合わなければNyans邸のように目に見えて悪い結果を生むこともありえるということでしょう。
どんなアイテムにも絶対はないのだと、常々自分に言い聞かせています。
今後の参考になるよい経験
この作業を見せていただけることになって、興味津々で作業を見つめていましたのには理由があります。私も以前からウェルフロートボードについては少し考えていることもあり、傷めた手が治れば一度取り外して、その変化をみてみたいと思っていたのです。以前購入したKRYNA T-PROP TP-4 M10はそのために用意したものでした。
しかし、取り外すと大きな地震からスピーカーを守ることが難しくなりますので、デメリットが軽減されているフルコンメカに換装したウェルフロートボードを使うというのは、魅力的な選択肢といえるでしょうね。
悩んでいたウェルフロートボードの対策について、1つの選択肢が生まれたということはとてもよいことですし、実際の交換作業を見せていただいたり、Before→Afterの音の違いがハッキリと体験できたのは貴重な経験でした。
この機会をいただけたNyansさんやHarubaruさん、Fさんには感謝を申し上げます。
Her-
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