Finisar FTLF1318P2BTL
今回入手できたのはFinisar FTLF1318P2BTLです。
- データ転送レート:最大1.25Gb / s双方向
- 波長:1310nm
- コネクタタイプ:LCデュプレックス
- 最大伝送距離:10km(9 /125μmSMF)
- 動作供給電圧:3.3V
- 消費電力:600mW以下
- 動作温度範囲:-40°Cから85°C
- RoHS準拠:〇
波長は1310nmに対応した1000BASE-LX対応SFPモジュールで、最大伝送距離は10kmとなっています。消費電力は1W以下と厳密に開示しないことも多々ありますが、パナソニックESネットワークス 1000BASE-LX SFP Module PN54023Kは700mW以下だったと思うので、600mW以下というのは割と省エネな方な気がします。動作温度範囲も比較すると広く多少熱がこもる環境でも動きそうですね。
1Gbit/sは時代遅れ
今はネットワークの世界はより高速な世界になっており、SFPも10Gbit/s SFP+、25Gbit/s SFP28などの製品が主戦場になりつつあり、今後は40GbEへと進みますので、ネットワークオーディオで使われている1Gbit/s対応のSFPは時代遅れで価値がありません。
Finisar自体はもう買収されて社名が変わっていますし、Finisar FTLF1324P2BTLやFTLF1318P2BTLもう古い型ですから、新品で入手するのはかなり難しいですが、幸いFTLF1318P2BTLは中古市場をウォッチしているとたまに出てきます。
ネットワークのパーツとしてはほとんど価値がないので、ネットワークオーディオで注目されることがなければ1本数百円でも買えたかもしれませんが、最近は1000円超えるくらいですかね。Finisarは割とOEM製品も多いので、他のメーカー名でも同じ型番のSFPモジュールが投げ売りされることもあります。
買うならシングルモードがおすすめ
私もFinisarのSFPの型番体系は知らないのではっきりとはわかりませんが、Finisar FTLF1318P3BTLという後継機っぽい物ならまだAmazonでも入手が可能なようです。結構割高ですけどし、型番が違うと音も違うかもしれませんし、ロットによってもまた差異は出ますからね。
マルチモード対応のSFPの方が安価ですが、シングルモードの方が長距離伝送できて品質の高いですし、買うならシングルモードの方が良いと思います。シングルモード、マルチモードの規格を少し調べれば購入は難しくありませんが、場合によっては相性問題などが出ることがあるので、中古の投げ売りを調達するところから始めてもいいんじゃないでしょうかね。
Her-
↓↓↓関連記事はこの下にあります、引き続きお楽しみください↓↓↓
コメント