試聴システムの概要
試聴システムは以下の通りです。
- AVプリアンプ：Marantz AV8802A
- マルチチャンネルパワーアンプ：DENON POA-A1HD
- フロントスピーカー：DALI Helicon 800(Pair)
- ネットワークオーディオプレーヤー：Marantz NA-11S1
- NAS：メルコシンクレッツ DELAモニター評価機
試聴曲
試聴曲は以下のような曲を聴いてきます。
「Sarah Brightman – Time To Say Goodbye
「Diana Krall – When I Look in Your Eyes」 
温度感が戻る
ノイズシールド付のSATAケーブルを使ったときのような透明感は影を潜め、タイトになって存在感が薄かった中低音は余韻を取り戻して温度感が少し上がりますが、解像度は落ち音は切るような印象から、粒になでられるような感触になります。
こうして元に戻してみると、ノイズシールド付SATAケーブルの持つ、透明感の高さはとても魅力的で惜しくはありますが、音のバランスはこちらの方が明らかに良く、耳につく刺々しい音を聴いていて苦痛を感じることもありませんし、方向性としてはこちらのバランスで進めていくのが良いと思います。
さて、別のSATAケーブルを試したいところですが、この状態でSATAデバイス用パワーノイズフィルター Elfidelity AXF-94ULTRAを試してみたいと思います。
一般的なPC用電源の12Vのノイズ幅は正常な動作状態で約25～150ｍVとなり、フィルターを使用した場合、約0.5～20mVになると言うことなので、DELA本体の電源ノイズがHDDに与える影響と、HDDが発するモーターなどのノイズがメイン基板に与える影響の総和がどのくらいあるものなのか、Elfidelity AXF-94ULTRAを使うことでわかると思いますので、楽しみです。
DELA改造(5)SATAデバイス用パワーノイズフィルターElfidelity AXF-94ULTRAの試聴
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hermitage-netaudio.com
2018.05.12
Her-
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