ACアダプタではポテンシャルは引き出せない
背景の黒の沈み込みが深く、ボーカルの浮き立ち、バイオリンの音が主張を強くして鮮度が良く、メリハリ良く聞こえるが、倍音、消え入る余韻など弱音は薄い印象を受けます。S/N比が高く音の鮮度は良いのだけど、どこか音が浮ついているように感じますね。
音のセパレーションは高く感じるときもあれば、何となくまとまって聞こえてしまうこともあり、高音の解像度もいいが、中低音域に厚みがあって、つながりが分断されている感覚です。よく感じるときもあれば悪く感じるときもあり、何となくギスギスした音が耳に入ってきているように感じるときもあり、不安定でバランスが悪いんですよね。
ACアダプタで駆動している状態なら、変更前の10Gtek WG-33-1GX1GT-SFPとAcoustic Revive RBR-1の組み合わせで聴いているときの方がバランスが良く感じます。
本領発揮はこれから
この時点でも私の今までの環境を軽く凌駕してくれることを願っていましたが、そこまでの驚きはこの時点ではありませんでしたね。ただネットワーク機器をオーディオに使う場合、電源環境を変えるだけでガラッと変わることも少なくありませんので、次はDELA D10の時と同じようにエーワイ電子 アナログ電源を試してみる予定です。
上位モデルであるDELA S10はアナログ電源モデルもあるくらいですから、工場は見込めるでしょう。定価税込み15万円ほどするDELA S100のポテンシャルが、この程度であっては困ります。まだまだこんなものじゃないでしょう?
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