ネットワーク機器のノイズ抑制と制振効果で劇的な音質向上を実現!
LANターミネーターRLT-1はソニー(株)の音響主観技師である金井隆氏が開発しましたXターミネーターを元にACOUSTIC REVIVEの制振技術を取り入れて完成したLANネットワーク機器のノイズ除去及び制振効果によりPC&ネットワークオーディオの音質を向上させる製品です。
空きLANポートはノイズの混入源
ハブやルーター、NASやネットワークプレーヤーなどの空きLANポートはノイズの混入源となっています。また、それらのネットワーク機器は全て機器自体からのノイズ発生と電源のACアダプターなどからも盛大なノイズが発生しているため、尚更LANポートへ盛大なノイズが飛び込み影響は深刻です。
RLT-1を空きLANポートに装着することで空きLANポートの動作がストップされノイズの飛び込み及びノイズ増幅がなくなり、結果ネットワーク機器自体の動作も安定し、歪みの低減やS/N比向上など音質が劇的に向上します。
制振効果による音質向上
ハブやルーター、NASなどのネットワーク機器はオーディオ製品のような強固な筐体構造ではないため、スピーカーからの振動の影響を受けて音質が激しく劣化してしまいます。
RLT-1は2017S航空グレードアルミ合金の削り出しボディに加え天然クォーツレゾネーターを内部に2箇所配置する事で高い制振効果を発揮するため、ネットワーク機器に装着することでネットワーク機器の柔な筐体が補強され、エネルギー密度や音像定位の滲みがなくなるなどの音質向上効果が発揮されます。
DENONリンク、HS-LINK、ブルーレイプレーヤーにも効果絶大
RLT-1はLANポートのある機器にも有効に作用します。LANを利用した伝送を行っているDENON社のDENONリンクやアキュフェーズ社のHS-LINKなどの機器でLANポートが空いている場合はRLT-1を装着しますと空きLANポートからのノイズ混入防止と端子板の補強による制振効果により音質が劇的に向上します。
またブルーレイプレーヤーなどに付いているバージョンUP用の空きLANポートなども同様で、RLT-1を装着することでS/N比向上や音像定位やエネルギー密度の向上など絶大な効果が期待出来ます。
ダウンロード音源も音質向上!
RLT-1はダウンロード音源にも効果を発揮します。
ネットワークオーディオの魅力の一つはハイレゾなどのダウンロード音源が試聴出来ることにありますが、ネットワーク上のノイズはこのダウンロード音源を激しく音質劣化させてしまっています。
バイナリなどデータ的に同じであってもネットワーク経路上のノイズによって明らかに音質が劣化してしまうことは音楽制作現場ではもはや常識となっています。
RLT-1にてノイズ除去を行った状態でのダウンロード音源とノイズ対策を何もしない状態でのダウンロード音源を比較しますと、違う楽曲、演奏かと思うほど、その差は歴然となります。
PC&ネットワークオーディオにおいてはノイズ対策が必須です。ノイズ対策を施していないPC&ネットワークオーディオは本当の情報を再現出来ていないと言っても過言ではないでしょう。
コネクタの振動吸収とノイズ低減
RLT-1はかないまる氏のXターミネーターを応用したもののようですが、私自身もスイッチングハブの空きポートから混入するノイズと、コネクタにある接続ピンの振動は気になっていたので、このアイテムはずっと試してみたかったアイテムです。しかし実質2万円という価格がネックです。
私自身は空きポートには、未使用のSTPコネクタに電磁波吸収シートと制振シールを貼り付けたコネクタを各ポートにはめたり、LANポートの用のコネクタカバーに同じく電磁波吸収シートと制振シールを貼り付けてフタをしたり、いろいろ工夫はしています。
仮にこのRLT-1を使うとしたらメインのスイッチングハブPLANEX FX-08mini に1つは使いたいですし、普段は接続しないようにしている各機器のLANの空きポートがあるので、AVプリアンプ、ユニバーサルプレーヤー、UHD Blu-rayプレーヤー、シアタールーム用スイッチングハブ…と、全て接続するとなると相当な金額になってしまいます。この半額だったらもっと手が出しやすいんですけどね。
これとコンセプトの良く似たもう1つ使ってみたいアイテム、ACOUSTIC REVIVE USBターミネーター「RUT-1」についても検討してみたいと思います。
RLT-1のレビューしてみました。
Her-
↓↓↓関連記事はこの下にあります、引き続きお楽しみください↓↓↓
コメント