SOtM sNH-10Gの追加
光ファイバー接続を前提としたSFP端子を備えた初のオーディオ向けスイッチングハブSOtM sNH-10Gです。電源には専用のパワーサプライであるSOtM sPS-500に7N UPOCC Copper(黒)の電源ケーブルを用います。まずは通常のLAN端子を使ってスイッチングハブとしての効果を確認してみます。
情報コンセントからのLANケーブルを一度sNH-10Gで受けてから、同じくLANケーブルでX1をsNH-10Gに接続して聞いてみます。
音の変化について
一聴して音圧が上がったかと錯覚するほどに音が力強くリッチに厚みがでて、ダイナミックに広がる音場を形成します。インテンシティのある低域、伸びやかな高音と大きく音質が改善されますが、その影響か音源によっては刺々しさなどが目立つものも出てきます。
この効果の理由としては、sNH-10Gと電源ユニットによるノイズが少ないことに加えて、上流スイッチングハブ内で発生している不要な通信が及ぼす負荷やノイズの影響を受けにくくなったこともあるでしょう。とはいえ、完全にノイズを除去するのは難しく、sNH-10Gによって、純度が高まったことに伴ってマスキングされていたLAN上のノイズの影響も音に顕現してしまったようです。
sNH-10Gの実力はまだこれから
sNH-10Gは通常のスイッチングハブよりも音質の向上は感じられますが、sNH-10Gの持つ他のスイッチングハブにはない優位性は、SFP端子を使った光ファイバー接続にあります。
次回はその光ファイバー接続によって、上流から流れ込むノイズを隔離することで、どのような効果が生まれるのか確認してみたいと思います。
SOtM sNH-10GとLUMIN X1の試聴(2)光メディアコンバータによる上流のノイズカット
光ファイバー接続 前回は、通常のLANケーブルによる接続によって、LUMIN X1とSOtM sNH-10Gの組み合わせを視聴し、上流のCisco製スイッチングハブSG100-16-JP V2と直接接続するより、音質的な向上を感じ取ることは...
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