振動対策がキーワード
結局下位モデルのR-AL1は購入せず、上位モデルのみの購入となりました。R-AL1も購入するに十分な音質のケーブルだと私は思いますが、それでも上位モデルを購入した理由のキーワードとなったは「振動対策」です。
私は最初に購入したオーディオグレードのLANケーブルはエイム電子 SHIELDIO NA1でした。このケーブルSTPケーブルとしては厳重すぎるほどのシールドがされていて、しっかりしたケーブルなのですが、STPケーブルは金属箔のシールドによって巻かれているのでケーブルが硬くなりがちで取り回しが悪いのです。
そしてその硬いイメージと同じように音が硬いと感じることが多く、相関関係があるのだろうとなんとなく思っていて、現在は柔らかい素材のLANケーブルを購入しています。
LANケーブルはオーディオ用途の製品にはノイズ対策としてしっかりシールドしている製品は多いですが、振動対策を採られているものが案外少ないんですよね。LANコネクタは、ケーブルとの接点が、金属のバネのような構造をしていてケーブルに伝わる振動がコネクタとの接点部分でこすれることになりそれが基板上へと伝わると考えられます。
上位のLAN-1.0 Triple-Cだけに使われているテレガードナー MFP8とカーボン素材のCSFチューブは、いずれもLANケーブルにはあまり施されていない振動対策としての効果が見込めます。
私はこのコネクタMFP8を使うのは初めてですが、亜鉛ダイキャストにニッケルメッキのようで、シールド効果が高いのはもちろん、重量的にも制振効果は高いでしょうし、コネクタの遊びが少ないのも振動対策には一役買うでしょう。振動に弱いプラスチック製のコネクタよりはノイズを低減できそうです。
またカーボンチューブもシールド効果が高いことはもちろん、カーボンという素材はインシュレータなどにも使われているように高い制振効果があります。
振動はオーディオにとって害をなすことが多いので、LANターミネーターにしても、USBターミネーターにしても、ノイズフィルター的な効果というよりは振動対策を狙って購入を決めました。
馬鹿げた散財
3種10点で、定価税込総額:280,800円…、さすがに定価では購入していませんが、これだけのアイテムを一度も試聴することなく購入してしまうなんて、血迷った感じもします。
そして、貸し出していただいた廉価版のR-AL1を返却するつもりで、上位ケーブルを注文していましたが、お返しするのが惜しくなってそのまま引き取ってしまいました…。ですから定価ベースで追加で19,980円×2を上乗せして320,760円…。ばかげた散財ですな、ははは…。
こういったアイテムは効果のあるところないところは必ず出るので、想定どおりの場所で効果を発揮するかも分かりませんが、まとめて装着してしまうと、どこに効果があってどこに効果が薄いのかが分からなくなってしまいますので、1つ1つ1箇所1箇所効果の有無を確認してみたいと思っています。
適材適所で振り分けていく必要がありますが、いずれにしてもアイテム数が多いので遊び甲斐がありますね。
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