劣悪な電源環境への抵抗
Nyansさん自身がおっしゃっていることですが、Nyans邸に供給される電源の柱上トランスが近隣住宅の終端に当たるらしく、電源品質の変動が激しく音がコロコロと変わるのだそうです。
その電源の質を改善しようと相当いろいろ手を尽くしているようで、電源へのこだわりが半端ない。これだけで立派なシステムが組めるくらいの金額が電源機器たちにかけられているようにお見受けします。
公開されている情報からピックアップしただけでも以下のようなものが導入されています。
ブレーカー部
- Cryo Audio Technology SCBR-20AS-R
安定化電源、トランス類
- 出水電器 CT-3.0
- ACCUPHASE PS-1220
- CSE IP-2000
- CSE TX-2600Z
- RGPC 400 pro
- Acoustic Revive RBR-1
コンセント&ベースプレート類
- JODELICATHE SOUND SOURCE II
- Eau Rouge ER-PSX3
- FURUTECH GTX-D(R)
- FURUTECH GTX-D NCF(R)
- Chikuma 75CP-712
電源タップ類
- Acoustic Revive RTP-4 evolution
- Chikuma Possible-4G II
- Chikuma CPS-220
- 自作タップ
電源ケーブル類
- AET EVIDENCE AC HR
- AET SCR AC HR
- Chikuma Possible Ac
- KRYNA Acca5
- Acoustic Revive POWER REFERENCE-TripleC
- AETのプラグを装着した自作ケーブル多数
その他電源ケーブルにはKRYNA Helca1が巻いてあったり、輪が出来ないように引き回していたり、接点を減らそうとしたり、ステップアップトランスを使って230Vで駆動できる機器は230Vで駆動していたり、初めて見た私には配線経路がもうよくわからないくらい複雑でした。
電源ケーブルにはAETの音がお気に入りらしく、私も使っているAcoustic Reviveの電源ケーブル POWER REFERENCE-TripleCをコンセントからタップなどに使ってS/N比を稼ぎ、機器へ直接給電するのはAETの完成品ケーブルやプラグを採用したケーブルを主に使い、好みの音に仕上げていらっしゃるようです。
Acoustic Revive、Chikuma、AETなどのメーカーは私もこれまでお気に入りとして使ってきていますしアクセサリの好みは私とも近く、銀の持つ独特の響きが好きというところも共通していたりしますので、説明を聞く中でも「うんうん」とうなずける点がたくさんありました。
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