2022/1/20不定期更新に変更します

音像がスピーカーの裏側に定位する不思議な音場~Nyans邸訪問記~

Acoustic Revive

スピーカー後方に展開する音場

実際にいろいろな曲を聴かせていただきましたが、特筆すべきはその音場の展開ですね。一般的にオーディオショウや、他のお宅で聞かせていただくと、音の定位はおよそスピーカーの置いてあるラインや、スピーカーの前に展開される方が多いですが、Nyansさんの音場はスピーカーから1mほど後ろにあるYAMAHAの調音パネルのあるあたりに中央が定位します。

ホームシアター オーディオ オフ会 4K/HDR Panasonic DMP-UB900 Urtra HD Blu-ray 4K Ultra HDソフト 日本テレガートナー M12 GOLD SWITCH WaversaSystems WSmartHub AudioQuest Ethernet Diamond B&W 803 Diamond HTM2 YAMAHA NS-90 YST-SW800 LINN KLIMAX DSM/2 SOLO/d RENEW DSM スペース・オプティマイゼーション 2-stage clock recovery Process DENON AVP-A1HD ACCUPHASE PX-650 PS-1220 SONY VPL-VW1100ES OPPO UDP-205 DELA N1ZH QNAP HS-251 Cryo Audio Technology SCBR-20AS-R 出水電器 CT-3.0 CSE IP-2000 TX-2600Z RGPC 400 pro Acoustic Revive RBR-1 RTP-4 evolution POWER REFERENCE-TripleC JODELICATHE SOUND SOURCE II Eau Rouge ER-PSX3 FURUTECH GTX-D(R) GTX-D NCF(R) Chikuma 75CP-712 Possible-4G II CPS-220 Possible Ac:AET:EVIDENCE AC HR:SCR AC HR:KRYNA:Acca5:Helca1:YAMAHA:調音パネル

私もマルチチャンネルの調整をするときはスピーカーの外側まで音場を展開させたいと思っていて、大きなテレビがあるとなかなかスピーカーの裏に広げるのは難しいですが、Nyansさんのお宅はものの見事にスピーカーの後ろアンプの上に定位します。そして楽器がはっきりと前後配置するのでなかなか面白い定位の仕方です。

Nyansさんはスピーカーの裏に展開する音場を目指して作ってこられていて、それを実現するのに大切なのがLINNスペース・オプティマイゼーションというルームチューニングアプリなのだそうです。

Space Optimisation | LINN Japan

私も全然知りませんでしたが、LINNのアプリには部屋の大きさやスピーカーや機器、ラックやソファなどの置き場所まで入力できる仕様になっていて、定在波などを起こさないように自動的に計算して調整してくれて、定位させる場所もある程度コントロールでき、周波数をイコライジングすることも出来るそうです。

DENONMarantzのAVアンプを使ってきて、自動音場調整機能は搭載されているものを使う機会がありますが、残念ながらマイクによる調整はそこまでこまめに調整はできませんし、定位させる場所をいじるなんてことは全くできません。

これをやるにはLINNスペース・オプティマイゼーションは必須でしょうね。本来前に出るはずの音を後方定位って位相をどういじるとそうなるんだろう?などと考えてみても良くわかりません。

実際LINN DSシリーズが最近対応したDSDの再生はこの時点ではスペース・オプティマイゼーションの対応外らしく、再生してみるとこの効果がキャンセルされて、スピーカーの間に普通に定位しました。なんとも面白い体験でした。

LINNへの認識が変わった

元々私は2000年ころからmp3を初めとしたPCオーディオからオーディオに興味を持つようになったこともあり、本格的なオーディオシステムにファイルオーディオの発想をもってきたLINN DSシリーズは発表された当時とても注目してみていましたが、あまりにも高価なため、私には手が出ませんでした。(内外格差が大きいのも要因。)

踏ん切りがつかなかった理由にはもう1つあって、オーディオショウなどで聴くLINNのシステムの音は優等生すぎて、色気も迫力なくつまらない音という印象を受けていたことが強く影響しています。(オーディオショウのLINNのブースはイベントがなければいつも閑散としていて失敗していると思いますね。)

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私はそれほど多くのお宅の音を聞いたことがあるわけではありませんが、このスペース・オプティマイゼーションによって、高域から低域までコントロールされた音は、とてもキレのある音で、私の中の優等生のイメージを残しつつ特徴のある音に仕上げられていました。

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