正相での再調整
ネットワークオーディオプレーヤーMarantz NA-11S1の音声出力を同軸デジタルからXLRケーブルを使ったアナログ接続に変更してから、XLR端子の極性を意図的に反転させて使っていました。
正攻法か邪道を行くか~Marantz NA-11S1のXLR端子の極性と反転の設定~
XLR端子の極性 オーディオ機器に使われているXLR端子の極性は、国際標準は一応2番HOTですが、2番HOTのものと3番HOTのものが混在しているのは有名な話です。 アメリカ式は3番HOT、ヨーロッパ式は2番HOTとなっているため、異なるメ...
極性が逆になっていても、音は大きな違和感なく出ますが、正相と逆相で比較試聴すればその違いは明らかで、明瞭で前に押し出してくる正相に対して、淡く優しく広がる広い音場の逆相と大きく傾向が異なりますが、音としての好みは逆相でしたが、今回正相と逆相の良い所取りをしようと再調整をすることにしました。
正相の残したいところ、改善したいところ
正相の音は、輪郭が明瞭な明るくくっきりした音像なので、この点は残したいところですが、音場は前に出すぎなので、これをスピーカーラインまで下げて、後方へ展開するようにしたいこと、そして少し音の角が立っていて硬いので、それを柔らかくしたいという点です。
現在のNA-11S1の接続
現在のNA-11S1の周辺機器との接続は以下のようになっています。
- XLR端子:Acoustic Revive XLR-absolute FM(1m)
- RCA端子: AudioQuest RCA-CAPS
- LAN端子:Acoustic Revive LAN-1.0 TripleC(1m)
- 電源ケーブル:Acoustic Revive POWER REFERENCE-TripleC(初期型)(1.5m)
RCA端子は使っていないので、ノイズ対策としてキャップが装着されていて、信号はXLR端子からAVプリアンプ Marantz AV8802Aに接続、電源ケーブルは電源タップAcoustic Revive RTP-4 absoluteと接続し、LANケーブルはネットワークオーディオ専用スイッチングハブPlanex FX-08miniに接続しています。
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