壁コンセントについて、主要な機器が接続されるAV機器専用壁コンセントは、ラック中央からやや左側に偏り、それ以外の機器が接続される壁コンセントは中央やや右、そしてアンテナやLANケーブルの壁コンセントは右側に偏っています。
こうした端子の設置位置の偏りが、レコーダー類を右側に固定し、プレーヤー類を左側に固定することにつながり、さらにそれらの機器と接続するものの位置を半強制、連鎖的に決めてしまっています。
Power Plant Premierの役目
左右の最下段の機器の内、右側のレコーダー類を動かすのは配線上複雑なためハードルが高いので、検討の余地があるのはPower Plant Premierということになります。
Power Plant Premierを導入することにしたのは、1つは各機器の電源におけるセパレーションを高めることで、特に上流機器となるプレーヤー類の相互干渉を防ごうという意味合いがあります。
もう1つは以前は書かなかったかもしれませんが、AV専用壁コンセントの電源環境における歪み率(THD%)を観察しようと思ったからでした。半年ほど歪み率を常に表示した状態で使ってみましたが、範囲は1.4~3.0%THDとなっています。
歪み率は日中帯が1%台、夜になると2.0~2.5%台、夜が更けていき夜中になると徐々に3%へと近づいていき、真夜中に最悪の状況になることが分かっています。歪み率の観測も冬場と夏場の両方を観察し終え大体把握できました。
ノイズ対策も進んで…
またノイズ対策についてはGreenwave Broadband EMI Meterによる計測でも、Power Plant Premierを通しても根元の電源に比例して、ノイズを計測されることもわかっています。
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