ラックの寸法とMM8003
しかし、現在のラック内レイアウトをみると、空きラックは上の方に限られています。中央のラックの各棚の高さ内寸は上から250mmと350mmとなっていますが、ここは現状のAV8802AとPOA-A1HDで固定するしかありません。左右のラックの各棚の高さ内寸は上から、150mm、200mm、250mmとなっています。
高さが184.5mmのMM8003を収めることができるスペースは、ラックの下から2段目までに限られ、動作させるとなれば、廃熱を考えると最下段でなければ厳しいでしょう。
最下段には左にPS Audio Power Plant Premier、右にはPanasonic DIGA DMR-UBZ2030とDMR-BZT9000、SONY DST-SHV1などが設置されており、現在の配線の都合上どちらも移動させることが難しい状況です。
端子や壁コンセントの位置に依存
こうした配線の都合は主に電源ケーブルやアンテナケーブル、HDMIケーブルなどの配線上左右の偏りがあることが理由です。
例えばHDMIケーブルでいえば、4K/HDRテレビSONY BRAVIA KJ-75Z9DのHDMI入力端子は画面に向かって左側に偏っています。
この端子の偏りが、プレーヤーの設置位置に影響を及ぼします。4K UrtraHD Blu-ray対応ユニバーサルプレーヤー Pioneer UDP-LX800を極力短い配線で接続するために、左側のラックの上段に設置しており、その電源の供給源となっているPower Plant Premierも左側にあります。
こうしたケーブルによる位置の縛りは、もっと上流から始まっています。
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