Marantz PM-10
今使っているPM-14S1より一世代新しい現行シリーズのフラグシップとしてPM-10があり、プレーヤーとのバランスを考えると、予算があればこのくらいのクラスを導入したいところです。MarantzのHP(“http://www.marantz.jp/”)より引用抜粋してザックリと特長と仕様を見てみることにしましょう。
特長
Separate Amplifier Concept
リファレンスアンプであるステレオコントロールアンプ「SC-7S2」とモノーラルパワーアンプ「MA-9S2」のパフォーマンスを一筐体に統合した新世代のプリメインアンプ。
HDAM-SA3搭載フルバランス構成プリアンプ
超高域に至るまでの優れたチャンネルセパレーション、音の実在感、そして広大かつ安定した空間表現力のためにフルバランス構成を採用。バランス入力、アンバランス入力それぞれに専用のHDAM-SA3モジュールによるディスクリート構成の電流帰還型インプットバッファーアンプを搭載。入力信号を低インピーダンス化することによりL/Rチャンネル間、入力ソース間の干渉を排除し、入力信号を劣化させることなく伝送。
リニアコントロール・ボリューム
MICRO ANALOGSYSTEMS社のステレオボリュームコントロールIC「MAS6116」と超ハイスルーレートを誇るHDAM-SA3による電流帰還型アンプ回路で構成された、デジタル制御の可変ゲインアンプによってボリュームを高精度に調節する「リニアコントロール・ボリューム」を搭載。
コンスタント・カレントフィードバック・フォノイコライザー
低域から高域までサウンドキャラクターが変化しない理想的なフォノイコライザーを実現しました。入力はMC Low、MC High、MMの3種類に対応。フォノイコライザー回路は専用の銅メッキ鋼板+珪素鋼板によるシールドケースに収め、外来ノイズから繊細な信号への影響を排除しています。
定格出力400W(4Ω)BTL構成パワーアンプ
チャンネルあたり2基、L/R合計4基のモジュールを使用するBTL構成により400 W/4Ωの大出力を実現。BTL構成であるため、グラウンドに音楽信号が流れることがなく常に安定した再生が可能です。また、パワーアンプ用の電源回路もL/R独立とすることにより左右チャンネル間の干渉を排除しました。
高音質のためにこだわり抜いたカスタムパーツ
大容量トロイダルコアトランスを搭載。PM-10専用のカスタムブロックコンデンサー(6800μF/35V)を採用。純銅箔を採用した最上グレードのマランツオリジナルフィルムコンデンサー「ブルースターキャップ」。高純度純銅削り出し入力端子&スピーカーターミナル、アルミ削り出しインシュレーター搭載。
その他の機能
- Power Amp In
- Rec Out
- ダブルレイヤードシャーシ
- アルミ削り出しインシュレーター
- ディスプレイオフ
- イルミネーションオフ
- 左右バランスコントロール
- ヘッドホン専用アンプ
- CDプレーヤーの操作も可能なリモコン
- リモートコントロール端子
- オートスタンバイ機能(30分)
- 着脱式電源コード
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