オーディオ向けのバッテリは貴重
元となっているモデルはHONDA LiB-AID E500というハンディー蓄電池ですが、こちらは常時販売しており、気軽に入手が可能なモデルです。定価88,000円(税込)という価格ですから、LiB-AID E500 for Musicは297,000円(税込)とその価格の3倍を優に超えます。
美しい正弦波を取り出したいのなら、この通常仕様のものでも可能かもしれませんが、各所にオーディオ向けの対策を施されたためにこの価格になったのでしょう。
オーディオグレードのコンセントには私が好んで使っているNCFを採用したFURUTECH GTX-D NCF(R)を専用設計したものを、導体にはオヤイデ 102 SSC導体、筐体内面に電磁波シールド材、極めて高い振動減衰能を誇るマグネシウム含有アルミ合金「ヒドロナリウム」を採用するなど、オーディオマニアにはたまらない仕様になっています。
1つだけ不満を言えば、導体については102 SSC導体は私の好みではないので、PC-TripleCにして欲しかったなというのが本音ですが、GTX-D NCF(R)を採用したのがGood Pointです。
使い道を考える
私としては当選はしないだろうとダメ元で申し込んだんですが、こんなメールが来てしばらく止まってしまいました。
この度はHonda LiB-AIDにお申し込みいただき誠にありがとうございます。
厳正な抽選の結果、ご当選されましたのでお知らせいたします。
ありゃまぁ当選しちまったよ…。年末の30万円の追加出費は考えていなかったのですが、クレジットカード支払い限定だったので、とりあえず一括で支払いしました。締め切りの12/18(木)に申し込んで12/22(日)に当選通知が来てしました。購入してしまったのですから使い道を考えなくてはいけません。
ただ、小型のバッテリなので定格出力300W(VA)、最大出力500W(VA)と、前段の機器にしか使用できないのが残念ではありますが、オーディオルームで使うならNASなどのトランスポートや、プレーヤーなどの消費電力の小さい機器に限られるでしょう。
定格出力300W(VA)ですから、無効電流を考えると大体スペックの7割くらいが、実際に起動できる消費電力となりますので、トータルで210W程度の機器と考えるのが妥当でしょうか。以前アイソレーション・トランス 中村製作所 NSIT-200Qを導入する際にも同じことを検討していますが、我が家のオーディオルームで使っている機器の消費電力は以下のようになっています。
- プリメインアンプ:DENON PMA-SX1 ※消費電力275W
- SACD/CDプレーヤー:DENON DCD-SA11 ※消費電力22W
- ネットワークオーディオプレーヤー:LUMIN X1 ※消費電力20W
- NAS:DELA HA-N1AH40-BK相当 ※消費電力60W
- 光メディアコンバータ:TP-LINK MC220L ※消費電力3.95W
プリメインアンプPMA-SX1は電源投入時の突入電力で瞬間的に500Wを越えなければかろうじて起動するかもしれませんが、無効電流を考えると起動してもその状態を維持できないと思われます。例え使えたとしても1時間程度しか使えないのでは不便すぎます。
その他の機器は全てあわせても、106W程度ですから全て接続して起動しても3時間程度は使えるでしょうか。ただDCD-SA11とX1は同時に起動することはないですし、DCD-SA11はほとんど使いませんので実質85W程度ですから4時間前後は駆動できそうです。休日でなければLiB-AID E500 for Musicで駆動することも可能かもしれません。
到着は2月中旬ということですから、2ヶ月以上ワクワクして待っていたら疲れてしまいますし、多分届くころにはもう忘れているでしょう。遅れて届くクリスマスプレゼントだと思って届くのをゆっくり待つとしましょう。小さく見えてハンドルがあって意外と高さがあるので、置く場所は考えなくてはいけませんね。
(2020/2/21追記)Honda LiB-AID E500 for Musicの到着予定日が決まりました。
- 出荷日:2020年2月26日
- お届け予定日:2020年2月27日~28日
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