105.1NCFと106-D NCFの違い
105.1 NCF(下)と106-D NCF(上)を重ねてみると、どちらも同サイズの表面積です。いずれもコンセントベースFURUTECH GTX Wall Plateと適合するコンセントカバーですから、表面積が同じなのは納得ですが、厚みは106-D NCFの方が明らかに分厚いですね。
こうして発売した順番に3者を比較してみると、105.1 NCFが105-D NCFと106-D NCFの中間に位置していることがよくわかります。
響きの違い
では発売順に105-D NCF、105.1 NCF、106-D NCFとの響きの違いを動画でご覧ください。
105-D NCFがデッドなプラスチックの響きに対して、105.1 NCFは明るい響きを持ったプラスチックの響きをしているのがわかります。さらに106-D NCFは前の2つのモデルとは明らかに響きの違う、明るい金属的な響きをしているのがわかるでしょう。
コンセントカバーの響きはシステムの重要な要素
106-D NCFが前の2モデルと響きが違うのはステンレスベースが使われていることに起因しており、叩いてみれば大きく音が違うのも想像に難くありませんでしたが、105-D NCFから105.1 NCFの変更はわずかな差異であることから大きな差はないと思いきや、響きに大きな差があることがよくわかります。
106-D NCFの金属的な響きと、カバーの素材からくるデッドな余韻は、私のシステムとの相性が悪く使えませんでしたが、105-D NCFのデッドな響きと105.1 NCFの明るい響きはどうシステムの音に違いをもたらすのか、そのレビューはまた次回に。
FURUTECH 105.1 NCFの購入(3)交換と試聴～響きの違いが音に現れる～
響きの違いは音に現れるか？ FURUTECHから発売されている製品には素材にNCFを含有した製品を数多くありますが、コンセントカバーとしては3種類が発売されており、すでに入手済みだった初代の105-D NCF、第3世代目(最新)の106-D...
hermitage-netaudio.com
2020.07.10
Her-
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