交換
今回も交換後の傾向がはっきりとわかるように、LUMIN X1とメルコシンクレッツ DELA S100の両方に使用しているSFPモジュールをPanasonic PN54023KからFOUNDRY TRP-G1L1BCFYに交換します。
金属のような鳴きのないプラスチックSFPモジュールなので、挿入するときにぶつけても傷が付きませんし、挿入したときの感覚も軽いですね。
中古で購入したものですが、ちゃんとリンクアップをして通信は問題ないようです。プラスチックは熱や光で経年劣化を起こしやすい素材なので、よくボロボロにならずに動作可能な状態で残っていたものです。
華やかさのないマットな質感
S/N比は高いですが響きがなくしっとりとした静けさ、定位がはっきり出て、奥行きが深くなるが、倍音成分の広がりや残響音はやや少なめで音が高く響くようなホール感が感じられず、金属製のSFPモジュールで感じるような音の華やかさや艶感がありません。
低音を聴くとよくわかりますが重いバスドラムの音がドンときた後ピタッと音が止まるような、デッドという言葉だと少し違和感がありますが、マットな質感といったらいいでしょうかね。余計な間接音はいらない音像重視という人には合うかもしれません。
この質感の違いはかなり違うので面白いですね。金属製のSFPモジュールでは出ない音ですし、SFPモジュールでこんなに音が変わるの?と体験してもらうにはちょうど良い比較対象になります。
SFPモジュールの音の違いがチップや配線による違いによって生まれる可能性も否定はできませんが、素材の響きや加工の違いによって生まれているというのは個人的にはかなり有力な要因だと思います。
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