感想~ブレイクスルーを予感させる静寂~
光メディアコンバータを変更しても大きく音は変わらないだろうと甘く見ていましたが、予想外に変化は大きかった、それも悪い方向に…。
交換後に出てきた音は一際静かで、すごく純度の高い音という感じですが、全ての音がカリカリの芯だけの音になってしまいました。音の余韻や広がりがほとんどなく、それでいて音の切れが良すぎるので余韻が楽しめません。例えるなら厳しい減量で脂肪が全くないボクサーのようです。誰が聞いてもダメな音というでしょう。
念のため、NASをIODATA RockDisk for audioに変更してみると、上記のような音ではなく、多少しまった印象ではあるものの、聞くことができるレベルを維持しています。どうやらDELAとの間で発生している現象のようです。
しかし、このような芯だけの音になる現象は以前経験したことがあります。最初に使っていた光メディアコンバータに電磁波吸収シートを貼り付けたときの傾向と同じで、ノイズ対策を進めていくと起こるセオリーのようなものが経験則としてあります。
- 低音が痩せ、徐々に高音がきつくなる
- 高音に響きが戻り、中低音も改善傾向が見られるが高音寄りの音
- 音が芯だけの状態に近くなり余韻や広がりがバッサリなくなる
- 音があふれ出すように開放される
以上のような流れです。ノイズフィルタなどを使うと音が痩せるという現象は、私も認識していますし、電源などでは波形が整う一方で、波形の山がなまるように感じるので使っていません。
しかしデジタルノイズの除去を行う際に、1つ1つ効果を確認したノイズ対策を重ねたときに、不思議と上記のような突き抜ける瞬間を迎えることがあります。今回もそんな予感がします。
DELAのノイズ対策を進める
DELAの調整中に予想外の変化が起きてしまいましたが、私の予感が当たるとすればDELAのノイズ対策を進めれば、一気に音が解放される可能性があります。とりあえず手元で使っていないUSBノイズフィルターがあるので試してみようかなと思っています。
LMC102の使い道
EC-202Cよりノイズ的には悪化すると思われましたが、どうやらEC-202CよりLMC102は聴感状のノイズ量は低減されているように感じられます。
LMC102は100Mpbs(10Mbpsも1Gbpsもダメ)しか対応していませんが、実は今回LMC102を購入する際、まとめて入手することになり、予備品が結構あります。対応した予備の光ファイバーケーブルも今調達しているところなので、部材がそろえば使える状態で3ペア用意することが可能になります。
私自身は予備機が1台あれば十分なので、これ以上使うつもりもありませんし、動作確認をした上で売却も検討します。
興味がある方がいらっしゃれば、ケーブルと光メディアコンバータ(+ACアダプタ)2台をセットで売却、貸し出しも検討します。試してみたいという方がいらっしゃれば、プロフィール欄のメールアドレスまでご連絡ください。貸し出しには、費用(送料など)負担など多少の条件はありますが、負担額は販売価格の1/10以下だと思います。
Her-
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