(2)PLAYERポートの仕様
無事iPad miniからDELAに接続できるようになりましたが、これまでiPad mini上のLUMIN APPから電源を入れることができていたX1がみつからず電源を入れることができません。最初に疑ったのはDELAの「PLAYER」ポートのステータスでした。
DELAの「PLAYER」ポートの使い方には「通常接続モード」といわれる、一般的なスイッチングハブのように動作するモードと、「ダイレクト接続モード」というDELAとプレーヤーのみで使用できるモードがあります。
「ダイレクト接続モード」はDELAがルータのDHCP機能を代行していると推測されますが、これによって、iPad miniとは別セグメントのネットワークとして分離されてしまっているのではないかと思ったのです。
DELAのホームボタンを押し、「4 設定」から「12 ネットワーク」→「1 PLAYERポート設定」と確認してみると、「通常接続モード」と設定上問題ないことがわかりました。試しに「PLAYER」と「LAN」のポートの接続を逆にしてみましたがやはりつながりません。なぜつながらないのか…？
(3)初期接続
最初にX1を導入したとき、どうやって接続したのかを記憶をたどってみました。おぼろげな記憶ではありましたが、LUMIN APPからではなく、主電源をONにして起動したところにLUMIN APPから接続したのを思い出しました。
記憶のとおり、一度X1の外部電源のスイッチをOFFにし、再度ONにしてみるとX1は起動し、LUMIN APPからアクセスができるようになりました。
接続しているネットワークが変更になってしまうと、一度接続したことのあるLUMINのネットワークオーディオプレーヤーでも、ネットワーク上から検知することはできず、再度初期登録のような作業が必要になるということですね。
一度DELAの電源を落とすと…
今回私も初めてDELAの「PLAYER」ポートを使ったので、詳しい仕様についてはわかっていませんでしたが、一度DELAの電源を落とすとLUMIN APPからX1への接続も切断されてしまうことが確認できています。
つまりDELAの背面にあるLAN端子は、DELAの主電源が切れると完全に電源が切れてしまうようです。LAN端子のみを独立して起動させておく方法がないか設定の中を見てみましたが、見つけることはできませんでした。
少なくとも今の接続方法では、X1を起動する前にDELAの電源を入れる運用をしないといけませんね。DELAの起動さえしてしまえば、X1の起動はLUMIN APPから再接続が可能でした。
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