超薄型制振シートをスライド
せっかくケーブルインシュレータ代わりに、ラック下にB-50を設置したのであれば、ラック下だけではなく、少しラック下から後ろへスライドさせて、電源タップの振動を逃がしてやるとどうなるか、試してみることにしました。
試聴
試聴システムは以下の通りです。
- スピーカー:Sonus faber Chameleon T
- プリメインアンプ:DENON PMA-SX1
- ネットワークオーディオプレーヤー:LUMIN X1 -Black model-
- NAS:メルコシンクレッツ DELAモニター評価機
試聴曲
試聴した曲はDavid Garrett – 愛と狂気のヴァイオリニスト(初回限定盤)をリッピングした音源を中心に、ハイレゾ音源などいろいろ聞いてみました。
やはり超デッド
個人的には音はライブに倍音や残響成分が細やかに広がっていくのを好みます。超薄型制振シートを電源タップに入れても、多少音が締まるくらいで、床の振動の遮断ができるなら好結果が望めるかなと推測していたんですが…。
実際、電源タップ2つを超薄型制振シートの上に載せて聴いてみると、もう音がギュッと締まってタイトになり、倍音成分や残響成分がごっそり削られてしまい、音が刺々しくなって聞いていてきつい印象に変わってしまいました。
これは私の好みとは真逆の反応で、予想以上に音が死んでしまって聞けたものではありません。当初の目論見は大きく外れ、せっかくスライドさせた重い超薄型制振シートを元に戻す羽目になりました。
超薄型制振シートは劇的に効果を発揮するので、うまくはまると楽しいですが、使い方を誤ると音が殺してしまう劇薬ですね。少しスペースを作って別のボードを入れることを考えるとしましょう。
Her-
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