DLNAへの対応:2010年末~2013年
前回の日記でフルハイビジョン&ロスレスオーディオに対応したわけですが、実はこの時点でDLNAへの対応も果たしていました。
それはPlaystation3とAVプリアンプのAVP-A1HDです。
2007年当時LINNがデジタルストリーミングプレーヤーとして、DSシリーズを発表したばかりで、AVP-A1HDのネットワーク再生機能は、mp3などの不可逆圧縮音源やCD音質なみのWAVファイル程度でしたが、ネットワーク経由でロスレスの音楽が再生できるという利便性に魅せられて何とか使いこなそうとしました。
DENON AVP-A1HDのネットワーク再生について
AVP-A1HDのネットワーク再生機能は、UI(ユーザーインターフェース)がモッサリとして、1つ操作するごとにワンテンポ待たなくてはいけないほど反応が悪く、使いものになりませんでしたが、DLNAに対応していたことから、汎用アプリが使えるかもしれないということで、PlugPlayerというDLNA汎用アプリがiPhone向けに販売されていて、所有していたiPod Touchにインストールできることがわかり、早速導入。画面は小さく、表示できる情報量も多くはなかったし、まだ動作が不安定な部分はありましたが、操作はスムーズだったし、使い勝手も良かったので、CDを入れ替える手間がかかるプレーヤーよりも大幅に利用頻度は上がっていきました。
Playstation3について
Playstation3はゲーム機というよりは、AV機器にゲーム機能が搭載されていると言っていいほど充実した機能と性能を持っていて、正に最強のAV機器と言ってよかったと思います。
- Blu-rayディスク対応ゲームのプレイ
- Blu-ray/DVDビデオの再生
- CD/SACDの再生
- XHB(クロスホットバー)の操作性の良さも格別
- 映像や音質も専用機並みの性能
- DLNAを含めたネットワーク機能
- アップデート機能により進化
今見ると当たり前の機能ですが、今当たり前の機能がこの頃にはすでに実現できていたPlaystation3は素晴らしい出来だったと思います。
このPlaystation3とAVプリアンプの、ネットワーク再生機能が導入されたことによって、私がそれまで10年ほどかけて丁寧に構築してきた、何十万曲という音楽と動画データベースをフルに活用する環境を得たのです。
DSシリーズの利便性は素晴らしいものでしたが、LINN DSシリーズの日本での販売価格は高すぎる上に、インターナショナルオーディオショウで聞いたLINNの音があまり好きではなかったこともあり、購入には踏みきれませんでした。(英国と同等の価格だったら購入していたかもしれないけど…)
コメント