YAMAHAルータの設定の引継ぎは簡単
ネットワークオーディオにおいて、ネットワークに接続された各機器からのノイズや余計な通信を遮断することは、音質向上を図る上で重要な要素であると思いますが、我が家ではパソコンや家電などが接続されたネットワークと、ネットワークオーディオとは別のネットワークに分けて利用するため、業務用のYAMAHA RTX1100という古いルータを使ってきました。
家庭用ルータは、インターネットと家庭内LANという2つのネットワークを接続し、都合の良い通信のみを行うことに特化したルータですが、業務用ルータはより複雑なネットワークの構成や通信制御を可能とし、余裕のあるスペックで安定したネットワーク環境を維持します。
しかし、RTX1100は2005年発売ということもあり、通信速度が100Mbpsまでに限定されるため、我が家のネットワークにおいて通信速度のボトルネックとなっていたため、その後継機で1Gbpsの通信速度に対応したYAMAHA RTX1200と交換することにしました。
ネットワークオーディオ用に1Gbps対応業務用ルータに交換したい~YAMAHA RTX1200~
業務用ルータが必要な理由 以前、通常のネットワークと我が家のネットワークの違いを記事にしたことがありますが、我が家のネットワークは一般的なネットワーク(192.168.0.0/24)に加えて、ホームシアター用のネットワーク(192.168....
設定内容の準備
我が家のネットワークは前回も書いた通り、一般的なネットワーク(192.168.0.0/24)に加えて、ホームシアター用のネットワーク(192.168.3.0/24)と、オーディオルームのネットワークオーディオ専用のネットワーク(192.168.2.0/24)の3つに分離されています。
その3つのネットワークの設定を各インターフェースに設定し、インターネットルータと同様にシアタールームや、オーディオルームにIPアドレスを配布するDHCP機能などを設定してあげる必要があります。
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