LANケーブルの方向性
利用していたCat.7相当のLANケーブルの爪が壊れたことを発端として、1週間ほど前に、AudioQuest LANケーブル Forest(RJ/FOR/0.75m)のレビューを書きました。
AudioQuestのLANケーブルにはコネクタに矢印がついていて方向指定があります。この方向を音楽データが流れる方向に沿って、つまりNAS→HUB→Playerの方向に沿って接続します。
オーディオケーブルの方向性
これまでもアナログのケーブルなどで方向指定があるものはいくつか見たことがあります。誰が方向指定を言い始めたのかは私は知りませんが、私が良く使っているAudioQuestのケーブルは方向のわかりづらいもの、例えばRCAケーブルなどは矢印が明記されていることが多いケーブルです。
この方向指定を目にしてから、ケーブルの接続する方向について、1本ずつ確認するほど気にかけていることではありませんが、私の中で一応決めていることがあり、ケーブルに印字されている文字の流れを信号の流れ(送信側→受信側)にあわせて接続するようにしています。
これはなんとなくやっていることなので、まったく根拠はありませんが、自分の中の決まりごとのようなものですね。
方向指定に逆らってみると…
前回の記事では、LANケーブルの方向指定について「本当に意味があるんだろうか?」と疑問に思い、そのケーブルを反転させ、方向指定に逆らってみると、とたんに音がぐちゃっとまとまってしまって、重なっているというよりは、混ざっているという感じの印象を受けました。この時の感触ではケーブルを接続する方向を変えると何らかの変化が生まれる可能性があると感じます。
方向指定がAudioQuest独自の何らかの技術によるものなのか、製造工程で否応なしに発生する物理的な現象なのかはわかりませんが、もしケーブルの製造工程で発生する物理的な特性の変化なのであれば、他のケーブルでも同様の変化が感じ取れるのではないか?と思ったので、現在使っている他のLANケーブルを反転して使ってみることにしました。
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