我が家のシアタールームの生みの母
これからたま~に昔使っていた機器のことを書いていこうと思います。今回は初回ということもあり、やはり書くべきはこの機器でしょう。IODATA PJ-112XGAです。
もう雑誌の名前は忘れてしまいましたが、家族がパソコンを購入する予定でその参考情報として、パソコン雑誌を購入しました。2003年のことです。
このプロジェクタがあるパソコン雑誌の懸賞として掲載されていて、わずか1名という当選枠でしたが、以前からホームシアターに憧れがあった私は、ダメ元でアンケートなどを記入して応募しました。
1~2か月くらい経っていたと思いますが、ある日家に帰るとノートパソコンの箱(確かPanasonic Let’s Note)が届いていました。ノートパソコンを購入した覚えはなく、「何か買ったっけ?」と首をかしげながら箱を開けるとPJ-112XGAでした。
PJ-112XGAの特長・仕様
PJ-112XGAは型番があらわす通りXGAの解像度を持ったオフィスなどで使う液晶データプロジェクタです。簡単にスペックをみてみましょう。
- 解像度:XGA(1024×768)(1,280×1,024)
- 最大表示解像度:SXGA(1,280×1,024) ※ダウンスケーリング使用時
- 明るさ:1100ANSIルーメン
- 表示方式:単板式DLP
- コントラスト比:2000:1
- 投影サイズ:28~267型
特長・機能
- Carl Zeiss製の光学1.16倍ズームレンズを搭載
- 上下方向の台形補正機能、上下左右反転機能を装備
- リモコン操作で画面表示を一時中止できる「ビデオミュート機能」も利用可能
- 交換用ランプ「PJ-112LMP」、ランプ寿命は1,500時間
仕様
- 入力端子:アナログRGB、S映像、コンポジットビデオ
- ビデオ対応信号:NTSC
- 外形寸法:198×148×57mm(幅×奥行き×高さ)
- 重量:980g
スペックを見るといずれも古臭くて、とてもホームシアターに向いているとは思えませんが、Carl Zeiss製のレンズやDLP方式というその後の私のプロジェクタ選定に影響を及ぼした特徴を備えています。
背面のインターフェースを見ても、入力はパソコン用のD-SUB15pin、S端子とビデオ端子、出力できる映像はXGA(1024×768ドット)と時代の古さを感じますが、これがこのブログの、私のホームシアターの原点となったものです。
コメント